5区 平塚中継所〜小田原中継所 23.4Km 2時間04分29

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5区、もっとも楽しみにしていた区間が始まる。
小田原から箱根の山を越え、芦ノ湖までの最長区間23.4Km。

左写真は
箱根駅伝観戦ハンドブック2009のもの。
「元祖山の神」(このネーミングは好きではないが)の記録
が書かれている…。


文章には、一人で走った一人箱根駅伝と
実際の箱根駅伝観戦の様子も書いていきます。
(緑とオレンジで色分けしてます)
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小田原中継所
電光掲示板の向こうにスーパーの文字。
メガネスーパーがスタート。向かいはかまぼこって文字のある店。

0Km

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この辺、中継所。
テレビで見る人の多さは普段はない。

0Km

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いざスタートです。

バックは、篠山ABCマラソンに出場したとき
購入した通勤ラン用リュック。

0Km

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走りだしてすぐ、鉄道を3度くぐります。
1度目は東海道本線と箱根登山鉄道。
2度目は東海道新幹線。
3度目はこれ、箱根登山鉄道(登山鉄道2度目)。
この区間もずっと国道1号線。

国道としての目玉は、国道1号線最高標高地点
と大鳥居でしょうか。

1.5Km

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箱根町に入ります。

3Km

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この先歩道がないだと…。
3Km

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本道の道のはるか上をゆく側道。
こんなところ走りました。

4Km

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でもおかげで箱根の山々が見渡せます。
目指すは奥の二子山の向こう。

ちなみに二子山は
上二子山と下二子山からなる箱根の火山活動でできたとされる山。
ウルトラセブンでは地下に地球防衛軍極東基地があり、
山を割りつつウルトラホークが発進し
エヴァンゲリオンでは、ヤシマ作戦で要塞となる。
箱根駅伝では二子山無線中継所がテレビ放送の拠点となる。

4Km

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箱根湯本駅が見えてきた。
線路は、箱根登山鉄道のもの。

22里の一里塚が湯本茶屋にある。
5Km

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駅のホームから直結の歩道橋上から。
こちらは箱根駅伝当日の写真です。
5Km

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1区でも書いた。箱根駅伝万歩計
小田原駅で購入しました。妻が使ってます。

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箱根駅伝当日の箱根湯本
5Km

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ブラスバンドやら応援団やら
すごい人の数です。

5Km

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箱根湯本駅から数分歩くと
函嶺洞門
5区観戦はここでしました。
湯本は人が多すぎだったけどここなら。

あと往路フィニッシュは頑張れば間に合うが
リスクがあります。

6Km

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もうすぐくるぞ、もうすぐくるぞ…

6Km

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トップが来ました。
ここは定点カメラポイントで
毎年必ずカメラに映るポイント。
クレーンカメラを使用しての撮影ポイントです。
各大学の旗もここが一番すごいです。
2011年箱根駅伝はばっちりテレビに映りました。

トップは早稲田

6Km

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さて話を戻してこちらは
一人箱根駅伝当日の函嶺洞門の写真。
人はいません。
6Km

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人がいないので頑張って一人で写真。
函嶺洞門は土木学会選奨土木遺産でもある。
僕も学会に入っています。

6Km

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このような山道を上っていきます。

大学駅伝が始まる際
そもそもはアメリカ大陸の継走での
横断を実施するための代表選考会として始められたそうだ。
いくつかのコースが選定されたが
アメリカ大陸にはロッキー山脈がある。
それを想定しての箱根山越えだったそうだ。

なんてことだ…ロッキー山脈のための箱根だったのか!

7Km

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ここもよくテレビ映像で見ます。
大平台ですね。

9Km

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大平台まで来ると活気が出てきます。

9Km

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大平台からしばらく走ると宮ノ下温泉
温泉街です。

11Km

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宮ノ下を過ぎると小涌谷。
小涌谷駅の手前に箱根駅伝での箱根山中唯一の踏切。

13Km

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こんな踏切
足をくじかないよう気を付けて。

13Km

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しばらく走ると歩道が現れます。
箱根山中中継でもっとも映る小涌園前です。

14Km

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ここですね。
小涌園

中継所以外で唯一のアナウンサー配置地点となっており、
番組内では地名の小涌谷ではなく施設名の小涌園としている。
スタッフに宿泊所を提供した感謝によるものであるのだそうだ。

14Km

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小涌園前
ここぞとばかりに写真に写る。

ここは人が多いです。
対面には小涌園ユネッサンがあります。

14.3Km

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小涌園の証拠写真として。

14.3Km

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ここでの通過タイムが
1時間16分42。
2012年箱根駅伝ではすでに新山の神がゴールしています。

14.3Km

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小涌園出てすぐ。
平地はほとんどなく、急勾配が続く。

元箱根7Kmの文字が見えます。
14.5Km

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フラワーセンター近く。
一旦下りが現れます。
ここもよくカメラで映り
タイム差を計るポイントでもあります。

18Km

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下って上ったところで
国道1号最高地点
874m。

例によって人がいませんので。

18.5Km

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そこを下るとすぐ
曽我兄弟の墓バス停。

五輪の塔が3つあります。
なぜここにバス停があるのか不思議。
青森の恐山を思い出す雰囲気漂う空間でした。

19Km

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石彫りの地蔵様。

19Km

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六道地蔵バス停。

そういえば箱根駅伝を題材にした漫画に
風が強く吹いている」があるが
その中に箱根駅伝強豪校として「六道大学」が出てくる。
モチーフは駒沢大のようだが。
名前のもとは箱根駅伝コースにあるここ六道地蔵だと思われる。

東京体育大も出てくるが、これは日本体育大が元だと思われる。
自分も日体大記録会に出場したことがあるが
漫画内で描かれた東体大記録会がそっくりだった。

漫画はもちろん「風が強く吹いている」は
原作小説、映画も見た。小説がおすすめ。

19.5Km

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ひたすら下り。
上りだけの区間ではない。
下りも長いし勾配もある。
しかも下りきった後、そこから芦ノ湖畔をかなり走る。
そこがしんどい。

前に芦ノ湖見えてきた。

20Km

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右は芦ノ湖。
前に大鳥居。
観光客は多し!

21Km

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大鳥居をくぐると並木道。

21Km

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この写真だけでたぶん箱根駅伝フリークは思い出すだろう。
残り数百メートルを残して棄権した順天堂を。
それがここ。
ここは少し上りがあり、そして下る。
写真奥から走ってきて、手前に走っていく。
進行方向逆で写真撮った理由は
上のように、実際にテレビ映像で見る写真にしたため。

ここを下ると最後の長い直線。
そして直角カーブでゴール。

22Km

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上の写真の場所を過ぎると
このような風景。
この先に往路フィニッシュ地点が!

この道路左側には、立ち寄った蕎麦屋、温泉
右側には芦ノ湖、箱根駅伝ミュージアム

22Km

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写真奥から走ってきたランナーはこの信号が
最後のカーブ。
23Km

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往路ゴール!!!!

写真左の碑は
東京箱根間往復大学駅伝競走復路スタートと書いてありますが
その裏側は
東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴールと書いてあります。

かくして往路を制覇。
次の日に復路スタートです。

ここから宿のある元箱根まで箱根登山バスで移動。
宿では記念日プランで地酒サービスがありました。
芦ノ湖畔の景色のいい宿でした。

復路につづく!
23.4Km
区間 コース 距離 区間時間 累計時間
1 大手町〜鶴見中継所  21.4Km 1時間40分10 -
2 鶴見中継所〜戸塚中継所(戸塚駅) 23.2Km 2時間01分14 3時間41分24
3 戸塚駅〜戸塚中継所〜平塚中継所 21.5Km 1時間55分47 5時間37分11
4 平塚中継所〜小田原中継所 18.5Km 1時間38分57 7時間16分08
5 小田原中継所〜箱根芦ノ湖 23.4Km 2時間04分29 9時間20分37