富士登山駅伝雑記

※まだまだ更新途中です。
 暇があり次第覚えているうちに更新したいです。

 写真も掲載する予定です。


2004年8月1日(日)
静岡県御殿場市 富士山
第29回富士登山駅伝競走大会

 @  岡山出発〜御殿場市到着 クリック
 A  前日富士山登山開始〜7合9勺到着 クリック
 B  7合9勺での山小屋宿泊(+御来光) クリック
 C  富士登山駅伝6区(山頂区間) 近日更新予定
 D  富士山下山〜岡山到着 近日更新予定

第一章 岡山出発〜御殿場市到着

 富士登山駅伝競走…11区間6人で襷をつなぐ、標高差3199m、気温差20℃以上、最高傾斜35度、110チームが参加して行なわれた。去年に引き続き2回目の参加。去年は1区・11区の一番低い区間、今回は6区の山頂区間で3102mから山頂・浅間神社の往復。

 岡山を出発したのは7月30日金曜日。去年も岡山桃太郎まつりの最中だった。花火を背にして岡山を後にする。台風10号が高気圧に行く手を阻まれ、西日本に上陸のおそれがあるということで、中止も考えられる中で静岡を目指した。日が変った7月31日土曜日午前3時、静岡県富士川町・富士川サービスエリアに到着、野宿。今年は去年から学習して寝袋とシート(100円の)を用意、到着後すぐ就寝。5時起床、御殿場市富士山5合目1440mへ向かう。

 富士山5合目は太郎坊と呼ばれる3区4区の中継地点(復路は8区9区中継地点)。台風のせいか、雨が降っていて富士山を登るにはかなりの悪天候だった。霧があって視界も良くなかった。


第二章 前日富士山登山開始〜7合9勺到着

富士山登山開始は31日午前11時30分。開会式に出ることなく登ることにする。雨は降っていなかったけど、太郎坊、登山出発地点では結構雨が降っていてポンチョを身につける。そして先ほど買った登山棒を持って出発した。

 まずは1500m地点の茶屋で焼印を登山棒に押してもらう。そして深い霧の中進んでいく。武本と2人で登り始めた。まだ2人とも元気があったので、古今東西など喋りながらしばらく登る。同じチームの後方の登山集団とだいぶ差がついたとき後ろから声が聞こえた。道を間違えていたらしい。気を取り直して、ジグザグの足元滑る道をひたすら進む。風がかなり強く、時折風によって霧が流され隣に見える双子山が姿を見せていた。

 4区5区中継地点にやってきた。ここからは登山道は走るコースである大砂走りとは違う道で、大砂走りは下山道。でも走るときは登る時も下る時もこの悪路を走る。武本の走る区間。ここからさらに霧が深く雨も強い中を登っていく。すると、後方にいた集団が前で休憩していた。中継地点で休憩している時抜かれたようだった。どうも休みすぎたようだった。

そこから先は、とても長く感じた。霧で道の先が見えないため精神的にかなりきついのだ。7合目で小屋に少し入ったが、ここでの小屋の中の気温が10度。切実に暖かいストーブ、暖かいコタツ、暖かい飲み物が欲しいと思った。7合目の小屋に着いた時はほっとしたが、ここから7合5勺の小屋まで晴れていたら見える距離なのにこれが30分とかなり時間がかかった。10mおきに休まないと辛いくらいだった。7合9勺の山小屋に着いた時は、16時30分だった。5時間かけてそこまで登ったことになる。これでもかなり速いペースだそうだ。そしてこの悪天候。でも料治さんは3時間半ほどで登ってしまったという。ここから山頂に向かうには1時間半という看板があった。おそらく僕らだと1時間で登れる計算になる(実際に次の日1時間で登られていた)。

宿泊の山小屋の前7.9合ではしゃぐ武本(左写真)と少々疲れている自分(右写真)。


<番外>
同じ場所を撮っている。左は31日夕方16時雨の中、右は1日明け方6時前晴れ。こうも違うのか。


第三章 7合9勺での山小屋宿泊(+御来光)