The Room of Human English

長野県戸隠スキー場 1999年3月撮影
My Friend, Japan (March 1999)


 久しぶりに人がメインの写真。このホームページに掲載することを快諾してくれた友人に心から感謝いたします。はっきりいって、ぼくは人の写真が撮りたい。非常に心が落ち着く。なんでであろうか。

 僕は不出来な人間で、前にも書いたとおり、快楽原則に従い昔から遊んでばかりいた。そのつけが18歳のときにきた。これから真面目に勉強でもするかと思った矢先に受験戦争の司令官から戦力外通知を受け、もう一年つまらない勉強をする羽目になった。18歳までにやる勉強は本当につまらない。

 19歳、仕事(みたいなもの)をしながら予備校にいった。仕事と勉強はつらかったが、10人以上の共同生活でこれまた楽しい毎日であった。20歳、東京の郊外で一人暮しをしつつ、好きな勉強ができるような身分になった。

 が、ここで気づく。僕はさびしがりやだった。一人はさびしい。朝起きても誰もいない、家に帰ってきても暗い、誰もいない。知り合いもいない。....そんなことを引っ越すたびに感じてきた。

 だから人を撮るのかもしれない。ただし、むやみやたらに撮らないのが僕の流儀だ。実は撮る瞬間というものが存在する、今回の写真でわかってもらえるかな。



Ryoji Fukabori (1999/12/19)

fukabori@msb.biglobe.ne.jp
QZC01653@nifty.ne.jp



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