Movie Review

私の評価基準

 勝手に5段階評価。「映画作品」としての評価を最優先し、かつ娯楽性も考慮します。
だって大衆娯楽だもん。映画はインテリだけが見るもんじゃない。
5・・・見なけりゃ損したと思うべし
4・・・かなりおすすめ
3・・・ふつう。まずまず。
2・・・暇つぶしにはいいかも。
1・・・金を払って見に行くようなもんではない。
 それぞれの評価にはプラス及びマイナスの修正が入ります(例;2+、4−、などなど)。


2002/03/17

「ギャラクシー・クエスト」

評価 4−


 この映画公開時に見に行こうと思ってたのですが、見逃していたんですよね。それを偶然、レンタル屋で発見、すぐ借りました。なかなかの映画。一応はコメディーなんでしょうか、SFのコーナーに置く店もあるかもしれません。チープなストーリに見えますが、意外や意外、よくできてます。キャラ設定もうまいし、それを演じる役者も役に惚れているとしか思えないくらい味が出てます。
 オタク世界と現実世界をうまく対比させつつ、乖離させるのではなく、融合させたあたりがすごい。現代、オタク世界を忌み嫌う人間は多くいると思う。でも、その世界に没頭する様を退廃的とみなすのが「よい」のか、この映画を見終えたあとに少し考えてしまうな。
 確かに空想世界と現実は重ならない。だかからこそ「空想」なのである。しかし、空想なくして現実は生まれるだろうか? この世界、人は多くの空想的な産物を現実化してきた。空想は何かを生み出す原動力となりうる。
 この映画では現実世界でばらばらに崩れたものを空想が修復し癒している。実際こんなことは起こり得ないが、この映画もいわば「空想」。我々はここからいろいろなものを生み出すことができるのではないか?

Galaxy Quest (Dream Works, 1999)
Producer; Mark Johnson, Charles Newirth
Director; Dean Parisot
Cast; Tim Allen, Sigourney Weaver, Alan Rickman, et al.



2002/01/27

「ハリー・ポッターと賢者の石」

評価 2


 「ハリー・ポッターと賢者の石」を見に行ってきました。まぁ、普通ですかね。映画的に面白いかときかれたら、ノー。家族と見るにはいいかもしれません。よくできてるけど秀作ではないといった感じです。映画ファンは金を払ってまで見に行くことはないです。本編前の映画予告「ロード・オブ・ザ・リング」のほうがよっぽど感動しました。
 キャスティングで気に入ったのは、プロフェッサー・スナイプ(だっけな?)。ダークな役柄を見事に演じています。カメラワークは至極普通、しいて言えば、図書館のシーンがいいかな? 気になる方は映画館へ(ただし、この映画に\1800-を払うのはもったいない、せいぜい\800-\1,000がいいところ)。





深堀良二
FUKABORI, Ryoji
(2002-present)
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