震峡 震峡


 閻浮堤地辺境 混乱之纂乗さんの「D3(Digital Divide Distortion)」より戦車震峡です。

 おそらく作者であるベノさんがイメージしたものとはずいぶんとかけ離れたデザイン。本文中にでは震峡は以下のように描写されています。

> 全長二百二十メートル。推定全重量六百トン。全長百三十メートルを誇る主砲を抱いて時速七十キロで荒野を疾走する、化け物。

 その他として主砲が38Cm砲らしいこと、ミサイル、機銃などの副武装があるらしいことはわかっていますが、それ以上具体的な描写は見当たらなかったので、勝手にデザインさせていただきました。

 全長二百二十メートルと言うのは大戦中の長門級戦艦よりも長く、それに38Cm砲を搭載すると考えた時に砲身が百三十メートルと言うのは長すぎかなと考えましたが、なるべく忠実に再現してみました。また、それだけ巨大な台車に砲一門と考えた時に、旋回式の砲塔を搭載しても死角だらけで意味がないかと思い、突撃砲に近いイメージとさせていただきました。その代わりとして左右に100mm程度のバルカン砲を装備することである程度死角をカバーするものとしました。砲の前後にエンジンを配置、車体中央及び戦闘室後方にVLSミサイル発射管装備。その前後に対空機銃座群を配置し、最後尾にレダーとオプション戦車の射出口、ヘリポートを設けて見ました。

 これ前にもっと戦車っぽいイメージの物も作ったのですが、そちらは閻浮堤地辺境 混乱之纂乗さんにて公開していただけるという情報を頂きましたので、こちらは別デザインを掲載(笑)。