聞いたことありますか?「ピロール米」
たぶん無いと思います。なにせ米屋の私でさえ、つい最近興味を持ち始めたところなのです。
福井県で20年も前に生まれた農法が今、注目を集めています。その名は「ピロール農法」。これは土の中にいるラン藻(らんそう)という微生物にエサを与えて土壌そのものを改良するというものです。
ピロール農法で作られたアルカリ性のミネラル土壌は農薬はおろか、放っておけば分解まで数千年かかると言われるダイオキシンさえも分解してしまうそうです。まさに減農薬、無農薬を越える農法なのです。
また現代では加工食品を食すことが多く、自然と添加物が体内に蓄積されて、健康をおびやかす原因となるのは広く知られていますよね。これを体外に排出してくれるのがミネラル、特に亜鉛がその働きをするんです。
ピロール農法の強い土壌で育ったお米はミネラルを充分吸収しています。食べ続ければ体質が弱アルカリ性に改善されます。まさに夢の農法から生まれたお米、それが「ピロール米」なのです。
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