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はたして…。

下記の永原氏の論なのですが、
憑物落としが効かなかった犯人、について述べています。
はっきり作品名も個人名も出していません。
どの作品について述べているかわかる人にはわかるはずだ、と。

私は絡新婦だと思ったのですが…。
なぜなら彼女が最後に「絡新婦の理」をもって生きると云っているのだから。

あれ、でも鉄鼠はどうだったかな。
あれは落ちたことになるのかな?


ねえ…。


ただ、絡新婦は榎木津の眼が躱された唯一の(かな?)例でもあるのでよけいそう思うわけなのですが…。

その後、中禅寺は真実を榎木津に話しただろうか。
榎さんはすでに興味ないかもしれませんが。

うーん、ただね、榎さんは茜が嘘を吐いていたことは気づいてたんじゃないのかな。
単に視えるだけの人じゃないからね。
それに蜘蛛と名乗られた相手の表情は視えるじゃないですか。
蜘蛛屋敷のお嬢さんというだけの意味か否かで反応絶対違いますよね。
だから、もちろん証拠はないし、当人が言い張ればどうしようもないし
何がどう嘘だったのかまではわからないにしても
とにかく嘘だ、ということだけはきっとわかったと私は思うのです。
榎木津ファンの欲目と云われればそれまでですが。

だからここまでの話を聞いていれば
(聞いてないようで案外聞いてます、この人)
こいつが蜘蛛だと感づくぐらいはしてたんじゃないかなと思うのですが、どうでしょう。