日本初の民生DVデッキ
超品薄の松下製標準DVテープ |
テープの方は,松下機購入を考慮して松下製120分テープを本機購入前に15本ほど購入してしまっています。ソニー機にするなら,ソニーの業務用DVCAMテープにするんだった。こちらならDVで270分録画できるんですが。テープもまだまだ高いので,そう大量に買ってもいられません。
形式 | DHR-1000 |
方式 | DV,miniDV方式,SDモード,NTSC方式 |
チューナー | VHF/UHF/BS/CATV |
搭載機能 | 3次元Y/C分離回路,TBC 10プログラム編集 |
電源 | 100V 50/60Hz |
消費電力 | 45W |
外形寸法 | 430×129×374 |
重量 | 10kg |
価格 | \430,000 |
まず,ボタンからして,見かけにとらわれない非常にしっかりした操作しやすい作りになっています。また,ボタンひとつひとつにLEDが埋め込まれており,動作状態が一目でわかります。明らかに業務機の作りです。ただ,ファンの音が少々大きく,これは高級機らしいと言うか,らしくないと言うか...右の写真は上がWV-D9000,下がDHR-1000です。一目でわかるように,WV-D9000の方が随分と大きなファンを使用していますが,DHR-1000よりファンの音が小さいんです。おそらく開口面積が大きいので風の抵抗が小さいんじゃないかと思っています。
録再画は「すばらしい。」の一言です。じっくりと見なければ,オンエア画との差を見つけられません。ただ,BS,地上波ともチューナーがビクターHR-VXG1と比較するといまいちなのが惜しいです。特にBSはリンギングが非常に目立ち,これだけはいただけません。また,驚いたのが,S-VHSからDVへのダビング。ダビングすると,見た感じ画質がアップするんです。もちろん,S-VHS記録で失われた情報が復活するわけではないですが,画がシャキッと安定します。TBCが非常に効いているように感じます。いままでは,ダビングというと極端に画質が劣化するのが当たり前でしたから,コレには驚きました。
左の写真は,本機の「編集機」たる所以,操作パネルです。私自身は凝った編集はしないので普段はリモコンしか使わないのですが,この操作パネルを使った録画予約操作は非常に使いやすく,気に入っています。何しろ,贅沢にも 日/時/分/CH などのUP/DNボタンがすべて独立についており,すべての情報が表示管に表示されるのでTVをつけなくとも予約内容を確認でき,三菱のジョグ/シャトル予約操作に匹敵する使いやすさです。TVをつけなくても良いという点では三菱以上ですね。