三菱 21C-SS5


21インチの超安物テレビ


 当時大学1年だった私が自分の部屋用に購入した初めてのTVです。三菱のTVラインナップの下から2番目という超普及価格帯のTVです。1990年当時実売で6万円弱だったと記憶しています。同時に購入したミニコンポ(ミニミニコンポではない)と,その約半年前に買っていたLDプレーヤとを接続し,一応のAV環境を構築していました。しかし,LDはあるのにVCRがないという半端な状況に耐えられず,その1ヶ月後になけなしのお金で三菱HV-S10を購入しています。当時から超衝動買い野郎だったわけですね,私。(苦笑)

 と言うわけで,何でもない普通のTVなのですが,少し思い入れがありました。'97年の12月まで約7年間,私の部屋の唯一のTVだったわけですし,20インチ業務用モニタを購入するまで,普段TV番組をこれで見ていました。しかし,チェックLDで調整しても調整しきれないような回路しか積んでいないですし,ざわざわノイズも多いので,このTVは妹にゆずり,今は業務用モニタ2台体制です。

 すでに購入から8年強。しかし壊れる気配は全く見えません。絶好調です。デフォルトのギンギンギラギラ画質で使っていたらすぐへたるんでしょうけど,コントラストを落とし,色を浅めに乗せるなど,モニタライクな調整をしており,しかも最近の安物TVのような海外生産ではなく,たっぷりとコストをかけた日本の京都製。おそらくは今後も長持ちすることでしょう。

追記:'04/01/12
 このTV,'04年現在,14年間いまだに1度も修理することなく動き続けています。スゴーイ。


形式21C-SS5
CRT21インチ シャドウマスク管
入力NTSC コンポジット,Y/C
AUDIOステレオ,スピーカ内蔵
チューナーVHF,UHF
電源100V 50/60Hz
消費電力109W
外形寸法504×442×475
重量23.2kg
価格オープン

最終更新:'99/04/10
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