クスリ
今回は、同じ歳の俺の友人H君の話
小学生の頃家が近くてしょっちゅう一緒に遊んでたH君
俺が引っ越してから離れてしまい
今では全然連絡を取り合う事もないけど、元気にしてるのだろうか?
この話は、H君と久しぶりに会った時に聞いたH君の体験談です
あれは確か、車の免許取ってしばらくしてからだったから
19歳〜20歳ぐらいの頃かな
当時H君はスポーツタイプの車に乗ってて
ちょっと走り屋を目指してる?感じの人でした
週末の夜には、たいして用事もないのに高速に走りに行くって言ってたな
俺も友達に誘われて何度か見に行ったことがあるけど
あんな運転はとてもじゃないけど俺にはムリ
だいたい、ダブルクラッチなんかできるやつの足の動きが俺には信じられん (>.<)
まぁそれはさて置き
そんなH君だったので、首都高抜けて○○埠頭まで走りに行く
なんてのはしょっちゅうだったらしく
その日も友達といつものように走りに行ったそうです
インターから高速に乗り、ルートを決めて何週か気持ち良くかっ飛ばした後
目的の埠頭まで向かいます
そして、家を出てから走る事約2時間、事故を起こすこともなく、無事埠頭に到着!
車を降り、コーヒーを買って、友達とそれを飲みながらまったりと喋ってる時
数人の警察官に囲まれたそうです (;>ω<)/
警察 「警察の者だけど、ちょっといいかな?」
H君&友人 「はい・・・・・・???」
警察 「今日ここで、麻薬の闇取引があるという情報が入ってるんだ
悪いけど、車の中を調べさせてもらいますよ」
H君&友人 「えっ??ちょっちょっと・・・マジ・・・で???」
しかし抵抗する間もなく、警察官は車を調べ始めます、が
しばらくして、友人の車には何もなかったらしく
警察 「警部、こっちの車には、怪しい物は見当たりません!」
と警部に報告、そして
残るH君の車を調べ始める警察官
しばらくして、前の座席を調べていた警察官が来て言いました
手には何かが乗っています
警察 「警部!白い粉が見つかりましたっ!」
H君&友人 「えっ?嘘でしょ?マジで??」
友人 「マジか?お前本当にやってたのかよ〜?」
H君 「バカ!お前、んなわけね〜だろ!この状況じゃシャレにもなんね〜よ・・・」
H君&友人 「どういうことだ?このまま捕まっちまうのかよ俺達・・・」
と、その時、後部座席を調べていた警察官が手を上げて、声高らかに言いました!
警部!メロンパンの袋が見つかりました〜!
友人 「おっお前・・・メロンパン食ったの?」
H君 「そういえば昼ごろに食った・・・思い出したよ・・・」
友人 「思い出したよじゃね〜〜だろ!何が麻薬だよ!
メロンパンでラリってたら誰もクスリなんて買わね〜よ!」
そういう問題でもないだろ・・・(x_x)
結局、友達と2人で爆笑して帰ってきたらしいんですが
最初に粉を発見した警察官も、メロンパンの袋を発見した警察官も
ものすごくマジメな態度で発見報告をしたそうです
最初の粉はまだわかるけど、袋はどう考えたって笑っちゃうだろ?俺だけか?
警察の捜査ってすごいんだねぇ、メロンパンの粉が麻薬だよ?
しかも笑わないんだよ?俺にはまずできないな。
みなさんも、メロンパン食べた後の麻薬捜査には注意しましょう
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