お料理コックさん



俺が小学生の時の話しです
学校ではお昼になると給食がありました


献立を考えるところから実際の調理まで
何人もの人がかかわってやっとできあがったおいしい?給食を毎日食べるんですが
そんな苦労など何一つ知らない俺達悪ガキ数人が給食の時に考えた遊び
それが、お料理コックさんです


お料理コックさんとは、すでに完成されてでてきた給食を
さらに調理して食べるという画期的すぎる遊びっていうかいじめです・・・


まず、ゆで卵についてきた塩を牛乳に入れる
うどんにも入れるご飯にも入れる・・・これ普通か・・・
パン用についてくるジャムとかチョコとかあるじゃないですか?
あれなんかスープの具ですよ・・・
牛乳をコーヒー味にしてくれるミルメークっていう粉あるでしょ?
あれご飯とスープに半分ずつ入れてましたから・・・
っていうか牛乳自体スープに入れてましたけどね・・・



















もちろん人の給食に!!

悪ガキでしょ〜〜〜〜

でも自分で挑戦する無謀な遊びもありました
それは、果物を皮まで食べること


まずみかん、まぁみかんの皮は食べれますね
次にグレープフルーツ、みかんより強敵です・・・
そしてバナナ、これ皮が黒くなってたらパス・・・
そしてスイカ・・・
みんなはこれらの果物の皮を残して食器を片付けるじゃないですか?
でも俺達のお盆には果物の皮はないんです
あるはずのスイカの皮がない















まさしく給食を残さず食べる見本です!!!


でもキウイだけは勘弁して・・・ホント・・・
あの皮のザラザラがさ・・・喉にささるのよ・・・試してみて・・・


そう言えば献立が「ビビンバ」だったとき
すっごく嬉しそうにしかもなぜか自慢するように
「今日の給食はシシカバブかぁ〜〜〜!!!」
って言ってたやつもいたな・・・あまり聞いてた人がいなかったのが
彼にとっては救いだったのかもしれないけど、その言い方にちょっとカチッときた俺は
すぐ大きい声でみんなにばらしました
彼が作ったわけでもないのに自慢するみたいに言うしさ
しかも間違ってんじゃん!











次の日から彼のあだ名「シシカバブ」



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