集会



「えぇ〜今日はぁ、あいにくの雨ですがぁ〜、えぇ〜、みなさんはぁ・・・」
学生時代にこんな口調で長々と話をする先生はいなかったでしょうか?
特に校長とか、教頭とかに多いかなこういうの



全校集会とか、学年集会とか、俺が学生の頃はよくあったんですけど
えぇ〜とか、あぁ〜とかね、そういう言葉を話の途中途中でやたらと入れるんですよ
しかも話の内容も本当に意味がない、俺なら2分もかからずに伝えられる内容を
20分ぐらいかけて話してる、まるでバカ



そういうの本当にうざいったらありゃしない!
先生に「言いたい事があるならはっきり言いなさい!」
って怒られる、もしくは怒られてる人を見たことありませんか?



学校で1番上の立場にいる校長にできないんだから
生徒ができなくてもしょうがないことだと思うんですけど?
あの頃そういう怒り方をしてた先生に言いたい
「校長にも言え!」むしろ「校長に言え!」



しかも生徒を立たせっぱなしのまま話するんですよ?
これをある種のいじめだと思うのは俺だけですかね?



話の途中、いきなりドタッとかって音がする時がある
立ちっぱなしで貧血になってしまった生徒が倒れる音なのだが
周りの級友は心配そうに駆け寄るし、担任の先生も様子を見にくる
そして、会場にはしばしのざわめき
当の生徒は、保健の先生に肩を抱かれて保健室へと連れて行かれる



その時校長がぶしつけに言った一言



「うっうんっ!まだ話は終ってません!」



終らせろよ!
お前の長いだけでくだらね〜話と
そのせいで倒れてしまった生徒の容態と
どっちが大事だと思ってんだよ?
しかも相変わらず生徒の事は立たせっぱなしのまま



どういう教育を受ければ、こういう人ができあがるのでしょう?
どういう試験に受かれば、こういう人が校長になれるのでしょう?
どうして生徒の身体を気使えない人が、教育者になれるのでしょう?





そしてどうして俺は
貧血という仮病を使って保健室へ逃げるのでしょう・・・




















保健の先生が若いお姉さんだったんだよね(笑)



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