膀胱炎



2001.8月


うめきちをごく普通に散歩させていたところ
おしっこが赤いのを発見!
その時はたまたま夜の散歩の時で暗かったので
見間違いかな?とも思い、あまり気にせず家に帰りました
そして翌日・・・


いつものように散歩に出かけ、普通におしっこをするうめきち
昨日の不安もあったので、確認のタメにおしっこを見ると、赤くない
やっぱり見間違いだったみたい、と安心するのも束の間
何度目かには赤いおしっこが・・・


あちゃ〜、じゃあ昨日のも見間違いじゃなかったんだ
と、赤いのを再認識すると同時に訪れる
「大丈夫なんだろうか?」という不安と恐怖
なんとかしなくてはと思い、とりあえず親にも報告し、処置を考える


当時住んでいた家の近くには、うちで飼っている雑種の「まちこ」と「ななこ」が
かかりつけになっていた動物病院があったので、まずは電話をして症状を話し
うめきちがどんな状態なのかと、その対応方法を聞くことにしました


最初は看護婦さんが出たのですが、動揺していた俺は
どうやったらうまく説明できるかがわからず、しどろもどろに

看護婦 「どうしましたか?」

俺    「あっ、あのっ、血が・・・」

看護婦 「はい?血ですか?どこからですか?」

この辺でやっと我に帰り、ちゃんとした説明を始める俺
すると、看護婦さんが症状を簡潔に先生に伝えてくれたようで
先生が直で出てくれました!


お腹がゆるいのもあったので、そのことも含めて
細かく説明をすると
「シーズーは、膀胱や腎臓が弱いので
その状態だと、結石の疑いも出てきますね
おしっことうんちの検査をしたいので
次の散歩の時に採取して持ってきてください」との事


数時間後、散歩をさせ、おしっことうんちを採取し
その足でそのままうめきちと供に病院へ
尿、便検査の後、問診と診察
結果は「膀胱炎」


たぶんクーラーなどで、お腹が冷えたことによってなったと思うので
あまり冷やさないようにしてください、とお叱りを受ける
「うちの犬は腹巻を使ってますよ」などと言ってましたけど
うめきちに腹巻をする気にはちょっとなれません(>.<)


その後、大きな注射を打ってもらい
薬と、お腹に優しいドッグフードをもらって帰路へ
初診料&検査&診察&治療&お薬で、料金1万数千円
お金の問題じゃないとは言え、やっぱり痛い
そして、家についたら薬を飲ませるタメにうめきちと格闘


薬は錠剤だったのですが、とにかく飲んでくれません
まず普通に口に入れようとすると、即噛みつき!
手袋型の鍋つかみをして、ムリヤリ口に押し込んでもすぐに吐き出してしまうし
牛乳が大好きなので、牛乳に溶かしても、匂いがするのか飲んでくれません
そこで取った最後の手段が「ソーセージに押しこんで与える」でした
適度な大きさに切って、真ん中あたりに外からは見えないように押しこむ方法
これでやっと飲んでくれました!
錠剤は、この頃まだHPを開設しておらず、写真を撮ってないタメ写真はないんですが
見るからにまずそうでした、飲んでくれないのもある意味よく解りますね


ドッグフードはドライフードだったんですが、そのままじゃ食べない場合
「お湯でふやかして柔らかくしてから食べさせてください」ということで
柔らかくして出してあげたら、特に問題もなく食べてくれました


そのおかげか、お腹もすぐに調子がよくなり、膀胱炎も
注射と薬がうまく効いたみたいで、大事に到らずにすみました
シーズー犬は、膀胱や腎臓などが弱いこと
うめきちは、錠剤が大っ嫌いということがわかった真夏の出来事でした


おしっこが赤かったのをはっきり見た時は、本当にビックリして怖かった
「この子はどうなってしまうんだろう?」
「この子がこうなってしまったのは俺のせいだ」と思った
そして、「もっと大事に育ててあげなくちゃ」と強く思った


ストレスや、食べ物の不摂生などによっても起こる病気なので
食べさせすぎや、抑圧のしすぎには注意しましょう!
(抑圧と言っても、ワンコがわがままで食べない時に、食べさせるタメに
他の食べ物を与えない、いわゆる「根競べ」は該当しません)



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