うめきち



                      トップページにも書いてありますが、うめきちは迷い犬でした
                               保護してくれた人の話しでは、ドロドロに汚れて
                                  フラフラと道端を歩いていたそうです


                        保護してくれた方が、病院にも連れて行ってくれまして
                              検査、注射、シャンプーなどもして綺麗にしたうえで
                                警察にも届出を出し、街の情報誌にも載せて
                                飼い主を探したそうですが、見つからぬまま


                       うめきちにとっては、辛く苦しい日々だったと思いますが
                            それも全て、俺に出会うための、うめきちの犬生の1部分
                              俺を探すための旅だったのだと、俺はそう思ってます


                           うちに来た当事より、少しはよくなりましたが
                        今でも、食べ物を持っている時(くわえてる時)に近づくと
                             ものすごい目とうなり声で威嚇します


                       テーブルの上に置いてある、人間用の油っこい食べ物なども
                          ほんのちょっと目を離したすきに取られる事もあり
                        取り上げるために手を噛まれたことも何度となくあります
                      どんな犬にも、そういう防衛本能のようなものはあると思いますが
                               普段とのあまりの変わり様に
                      「こうやって食べ物を守らないと、食べる物がなかったんだろうなぁ」
                             と、叱りながら不憫に思ったりします


                  「うめきち、もう誰もお前のご飯を取ったりしないんだよ・・・」



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