会津藩は、3代将軍徳川家光公の弟・保科正之を祖とし
江戸時代を通じて東北地方の外様大名を押さえる雄藩でした。
しかし幕末における動乱期に、時代の渦に巻き込まれ
城下は戦火にさらされその多くは焼失してしまいました。
この事を惜しんだ地元の有志により
会津の歴史・文化・精神を現代に蘇らせたのが会津武家屋敷です。
江戸中期の和洋建築の枠を集めて造られた
38部屋ある家老屋敷では各部屋をどの様に使用していたかを
ろう人形を使ってリアルに再現しています。
この屋敷は、けやき、ひのき、杉材を使用した
和様建築の豪華壮大なつくりとなっており
敷地面積2400坪、建築面積は280坪に及び
畳の数はなんと328枚にも及び、広大なものです。
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