3月中旬から4月上旬にかけて「墨田川さくらまつり」が開催されます。墨提の桜は江戸亨保年間に八代将軍・吉宗の命により植栽されました。今では1000本以上あるそうです。

お花見の酒肴の用意は松屋デパートの地下食品売り場がお勧めですね。いわゆる「デパ地下」です。お花見弁当やおつまみセットはもちろんですが、ちょっと凝った小料理もあって、楽しみです。お酒も種類が豊富ですし日本酒の銘酒などもよく揃っています。お試し下しさい。

東京水辺ラインでは、桜の時期には船から花見ができる水上バスの特別便を運航しています。隅田川を駒形橋から桜橋までゆっくり往復します。川面には屋形船もたくさん出てきます。

向島岸には長命寺の桜餅や言問団子がありますし、浅草側には一文・暮れ六つなど江戸情緒たっぷりの名店がたくさんあります。大正ロマンや昭和の思い出に浸りながら、浅草といえば天ぷら・うなぎ・とんかつとなりますが、どの店も下町情緒の気さくさと濃い目の味付がたまりません。

日が暮れると提灯に明かりが入って、とてもきれいです。墨提で下地を付けてから、町へ繰り出すとしましょう。