三浦半島の最南端に
首都圏では数少ない島があります。
相模灘に突き出した緑の島、城ケ島です。
この島の東半分に広がるのが
神奈川県立城ヶ島公園です。
園内や周りの岩礁地帯では
大洋に面した島ならではの光景を
目にすることができます。展望台からは
ぐるり、360度の大パノラマです。
1月下旬には春一番の花だよりとなる
スイセンをはじめ、さまざまな海浜植物を
目にすることができます。その一方で
強風により変形したマツの姿や、波に削られた
岩礁などの荒々しい風景が
自然環境の厳しさを物語ります。
ピクニック広場は芝生の広場です。
この日は小学生が遠足できていました。
安房崎灯台まで磯遊びや貝殻の砂浜など
いろいろ楽しめる岩礁地帯となっています。
ハイキングコースを回ると馬の背洞門
ウミウ展望台、グライダー広場、千畳敷など
変化が多くて楽しいです。
城ヶ島西端、長津呂崎の崖上
標高30mの場所に城ヶ島灯台があります。
1867年に諸外国の求めにより灯台建設が計画され
フランス人技師に建設を依頼
1870年に初点灯しました。
我が国の西洋式灯台としては5番目でした。
関東大震災で倒壊したため現在の灯台は
1927年に再建されたものです。
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