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初詣の人気スポットです。
12/31-1/3は周囲に交通規制が敷かれます。

関東の名刹、真言宗智山派・大本山金剛山金乗院平間寺
(通称厄除弘法大師または川崎大師)は、もろもろの災厄を
ことごとく消除する厄除大師として、霊験あらたかなことで
むかしから有名です。総本山は京都東山七条にある智積院です。

崇徳天皇の御代、平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が
川崎に住み、漁猟として、貧しい暮らしを立てていました。
兼乗は深く仏法に帰依し、とくに弘法大師を崇信していました。

ある夜、夢まくらに立った高僧のお告げにより
海に出て、光り輝いている場所に網を投じると
尊い大師の木像が引き揚げられました。
兼乗はお像を浄め、ささやかな草庵をむすんで
朝夕香花を捧げ、供養を怠りませんでした。

高野山の尊賢上人が兼乗のもとに立ち寄られ
尊いお像と、これにまつわる霊験奇瑞に感泣し
兼乗と力をあわせ、大治3年(1128)一寺を建立しました。

兼乗の姓・平間をもって平間寺(へいけんじ)と号し
御本尊を厄除弘法大師と称し奉りました。
これが、今日の大本山川崎大師平間寺のおこりです。

自動車交通安全祈願殿では
ドライバーと同乗者の身上安全を祈願
ご本尊様を参拝の後、お堂を出て
車体の御祓いを受けます。



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