湯掛け稚児大師
修禅寺の前を流れる桂川の川原に湧く
独鈷の湯は、その昔、孝行者の息子が
病み疲れた父親の体を川の水で洗っているのを
見た弘法大師が、水では冷たかろうと
持っていた独鈷で岩を打って、霊泉を湧出させ
温泉療法を伝授したと伝わる湯です。
この故事にあやかって修善寺の旅館組合が
旅人の健康を願い稚児大師の像を建立したそうです
修禅寺から独鈷の湯の横を通って
桂川の岸に出ると石畳の道が続く
竹林の小道があります。
竹林の小道から桂川を渡る
朱塗りの橋が数か所掛かっています。
風情のある旅館風景を眺めながら歩くと
茶処や回廊のギャラリー等があります。
新井旅館
三代目館主が文人墨客と親交があり
多くの芸術家がここを訪れ、作品が生まれました。
客室や浴場等が国の登録有形文化財となっています。
前ページへ | 旅日記へ | 堂ヶ島へ |