★前ページへ  ★TOP  ★葛飾  ★柴又  ★旅日記  ★雑記帳 

住吉神社

江戸初期に摂津国佃村の漁民が江戸に移住した後
天保3年に現在地に創建された佃島の鎮守です。

創建以来佃島の鎮護のみならず
水運関係の人々から厚い信仰を受けています。

江戸時代に佃島にちなんで生まれたのが佃煮です。
江戸城に献上して残った雑魚を
海が荒れて漁業が出来ない時のために、
生活の知恵から醤油で煮て保存できるようにしました。


その後江戸前の新鮮な小魚を煮込むようになり、
全国に広がっていきました。

潮の香りと醤油を炊く匂いは昔と変わらないはすなのに
高層マンションの景色は異様ですが
井戸端や路地裏など郷愁あふれる町のたたずいまいは
いつまでも残しておきたい東京の風景です。


前ページへ 旅日記へ