第23回「今日は吉原堀の内」

 土曜日の晩は2次会終了後、さんぎょー宅へ。裏金産業創生期の3人が揃い踏み。そこに私が入って4人。この4人が一緒にいることはかなり珍しい。今後、何年もないであろう。再開を祝して麻雀(何でやねん)。しかし、半荘1回で私が力尽きる。前の日1時間しか寝てないのが効いていた。さんぎょー宅は草津、近江八幡、藤森と3件行ったが、一番便利なところにあったかと思う。学生街ってええなぁ。この3件に全部行ったことがあるのは私以外にそんなにいるまい。自慢にならんが。

 日曜日。今日は甲子園競輪。3/19で終了してしまうため、とりあえず行くことになったのだ(「とりあえず」と言うてもこれがメインなんやけど)。T寄も誘っていざ甲子園へ。11時に阪神甲子園駅集合予定が、いきなり狂う。当日は藤森→(京阪)→京橋→(JR)→福島→(阪神)→甲子園の予定だった。しかし、福島での乗り継ぎに失敗。JRから阪神は改札を抜けて道を渡らなければいけないのだが、阪神の乗り場がようわからない。地下なので、見よう思ても見えへん。JRから反対方向に行ってしまい、間に合う急行にも乗れず、間に合わなくなる。しかし、doiが1時間遅刻の予定。しょうがないので駅前ケンタッキーで時間つぶし。しかし、さすがは甲子園。カーネル=サンダースが阪神のユニフォームを着ている。ビジターのやつだったのが気がかりだが。

 1時間後、doiが来る。競輪場へ。無料バスが出ていたが、乗るような距離ではなかったので徒歩。着いてすぐに4R。中途半端な印の西尾がおる。短評「馬力あり対抗」。ほな対抗。本線は鈴木。で、あとはB級の買い方の基本である若者から。するとどうでしょう。鈴木は来て西尾はトビ。某RUQSの力関係をそのまま如実に表わしているようである。ただ、2着に静岡の斉藤が来て万車券。こんな流れではとても勝てない。

 しかし、この日は違った。5、6、7Rを連続的中。だいぶプラス。この分を後半に!(もちろん、これが私の悪いクセなのは重々承知である)8R。ラインが崩れて万車券。しかもゴーワンがゲット。当然私は取れず。これでリズムが崩れ、9、10Rは惜しいところも見せ場もなし。結局3連続的中もむなしくマイナスである。

 帰りはまさに「オケラ街道」。しかも、阪神甲子園駅は、たまたま開催の阪神-巨人のオープン戦の終了とかぶり、だだ混み。で、JRの甲子園口まで約30分の道のりを歩く。途中、Jフォンショップがあったので手持ちのJフォンを解約。私のJフォンは、学生の時に滋賀で契約したもので、関西圏でないと解約手続きができないのだ。不便である。就職して、ドコモを入手してから約半年、使いもしない携帯の基本使用料だけ払っていたのである。月およそ3000円なので半年で18000円。改めて考えるとデカイな。

 甲子園口駅。ここからは3手に分かれる。T寄は新大阪から帰宅、私は梅田へ、その他大勢はゴーワンの勝ち分をアテに京都へ。しかもフィガロが来ているらしい。フィガロは前日の飲み会で「次の日消防やねん」と言っていたが、どうやら阪神大賞典をやりたいがために終了後京都に来たようだ。その情熱がもうちょっと就職活動の時にあれば、地方公務員という選択肢は無かったと思うが、何しろ「ス○ニチ」と「JR○」ぐらいしかまともに活動していないのだから、就職できたのが奇跡である。こいつの運の使い方はもったいないを通り越して尊敬までできる。生き様は決してマネできないが。

 大阪駅で別れを告げ、ビッグマンへ。ここからはRUQSを離れ、研究室時代の先輩、同輩、後輩との飲み会。3日前に上野で会った人が2人いたが、まあ気のせいであろう。しかし、サークル離れても私のまわりには濃いメンツの多いこと。いや、いい人間関係を保てるっていいことやね。あまりに会社のメンツがキャラが薄い人が多すぎるってのが問題か?それとも単に私が濃いだけか?(←多分これ)ともかく、大学時代のメンツとの会話は、ストレス解消になって大変よい。関西という土地柄が合っていたのかも知れない。

 しかし。この日に帰らなければいけなくなった。月曜日が仕事になったからである。結局、最終の新幹線で横浜へ。滞在時間、53時間。とっても楽しい53時間でした(高橋尚子のパクリ)。2日分の有給は、半日しか取れず。まあ申請前やったからどうとでもなるんやけど、それにしても1.5泊3日はつらかった。やはり、まとまった休みを取って出かけるべきなのであろう。次回はおそらくゴールデンウィーク。今度は野球三昧の予定。スケジュール空けておくやうに。


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