<第9の選択:緑町> 12:21、総走行距離204.6km
悪夢の正座から1巡。今回だけはまともなくじでもよしとしよう。引いたのは西淡町。隣町である。あたりである。おもしろくないである。
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わずか8分、5km足らずの旅。見どころなし。
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<第10の選択:西淡町> 12:29、総走行距離209.2km
続いててつおー。先ほどは「瓦アート」のヒットを飛ばすが、今度は洲本市を引き当てる。今日最初の市町くじ。ほっと一安心。西淡は淡路島の西端にあるのに対し、洲本市は対岸にある。「ポートピア連続殺人事件」で有名な洲本市である(わかる人にしかわからんって)。
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こちらも距離にして大したことではないのだが、このへんに来て問題が1つ発生した。周りがやたら臭いのである。この辺りは牛舎が多く、間違いなく家畜の臭いなのだが、南側はとくに顕著だ。当然窓を開けることもできないが、どうしても臭いは伝わってくる。あまりにみんなして臭い臭い言うので、さんぎょーがキレて「臭いもNGワードにしようや」と言ったもんだからまた大変。一転して無口に。
そんなこんなでカントリーサインを探すのだが、途中にいる牛くんカエルくんにしてやられることしばしば。そんな中、本来の「臭い」とは意味の違う、「この角を曲がるとカントリーサインがあるっぽい!」という意味だけでさんぎょーが「あー、この先クサいね」と言ってしまう。そこからさんぎょーは奈落の底に転げ落ちるようにNGワードを連発。一応罰金が科せられていたのだが、殆んどさんぎょー以外言わないので、ただの寄付になってしまっていた。
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しばらくしてカントリーサイン発見。結局、大通りに出ての発見。ま、淡路島に唯一ある市なので(このイベント時点での話。合併の話があったはず)、その考えは間違っていなかったことは証明された。
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<第11の選択:洲本市> 12:45、総走行距離218.1km
3巡目のD.D。先ほどは見事ハラケンを引き当てたが、今度はどうか。引いたのは三原町。これで前巡のさんぎょーから4連続市町くじ。やってる連中は早く終わることに喜びを感じるが、これを見ている方々はこの盛り上がらない展開に遺憾の意を表わすかもしれない。いや、ほんと、申し訳ない。
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三原町はここから近いので、まずは洲本市を撮るために停めたこの近所で昼食を、ということに。なかなか選択肢が無い中、一同が選んだのは何とマクド。何も淡路まで行ってまで食わなくても…。ま、今回は時間との戦いである(いつもだが)ので、飯に時間をかけないというのはそれはそれで良いスタンスか。
5kmほど走ったところでアッサリとカントリーサインを発見。7つ出たので残りはたった4つである。また、カントリーサインにコアラの絵が描いてあるが、意味は全く不明である。
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<第12の選択:三原町> 13:23、総走行距離218.1km
さあ、1巡してさんぎょーにお鉢が回る。ここまで、7/11とかなりハイアベレージで市町をクリアしてきた我々。そろそろ反動があってもよさそうなところか。引いたのは、さんぎょー初の指令くじ。中を見ると…リッターのジュースを買う。次の目的地までに飲み干す。決めるのは次の人とある。字を見ていただければわかるのだが、これはさんぎょーが自分で書いたものだ。さすがさんぎょー。序盤に体力を回復した分、3巡目にツケが回ってきたようだ。
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次の方とは即ちスグノレ。ここはセンスを問われる。また、「次の目的地までに飲み干す」とあるので、次の目的地も重要。現在残っているのは津名町、一宮町、五色町、東浦町の4つだが、五色町以外は島の北部にあるため猶予ができてしまう。また、他の指令くじを引くことにより、さんぎょーの指令と並行してスグノレが指令をこなす可能性もある。正座はさすがに無いと思うが。
<第13の選択:三原町その2> 13:26、総走行距離218.1km
さて、そのスグノレ。得点圏にランナーを置いての打席である。チャンスに弱い、ロッテで言うと大塚明レベルのバッターだが、ここは見事に五色町を引き当てる。さんぎょー、おかんむり。
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さあ、お次はリッターのジュース。「ジュース」と指定があるのは、実はさんぎょーは味のついていない飲料が飲めないからで、自分用に保険をかけたものと思われる。従って、水ではダメなのだ。あざとい男め。近くにコンビニの気配が全くないので、自動販売機で500mlのペットボトル2本を購入。それがこれ。
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お茶とお茶。このセンス、いかがでしょうか。私は敢えてノーコメント。車内は大ブーイング(特にさんぎょー)。しかし、普段からお茶も飲まないさんぎょーのこと、お茶だけ1リットル(しかも目的地は相当近い)はなかなかの罰ゲームである。
途中に「イングランドの丘」なるものを発見。おそらく、ワールドカップの時にイングランドが滞在したのだろう(調べろよ)。特に中に入ってもグランドしか無さそうなので素通り。というか、寄り道するとさんぎょーがラクになってしまうから、みんなで拒否しただけだけど。しかし今写真で見ても何も無さそうなところである。それを横目で見ながら、恨めしそうにさんぎょーは茶をすする。
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五色町に入る少し前に、何とかさんぎょーは完飲。腹がタプタプのようで、言葉少なになってきた。しばらくこの状態でいってほしいものである。
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<第14の選択:五色町その2> 13:50、総走行距離236.4km
雨も上がり、だいぶ過ごしやすくなってきた。まだ14時前。ゴールが見えてきた。続くてつおーが東浦町を引き、これで南部とはオサラバ。いよいよこの旅の終わりが近づいてきた。
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東浦町は、残った3つの中では一番北に位置するので、ここはまたしても鳴門自動車道の世話にならなければいけなくなった。淡路ICから東浦ICまで飛ばす。何度と通いなれた道になってしまった。この日が過ぎたら次乗るのはいつになるかわからん道だが。
東浦ICからは、ひたすらカントリーサインを探す。例によって海沿いの道になるのだが、その途中、我々は下の写真のような奇妙な建造物に遭遇するのである。
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写真では伝わりにくいかもしれないが、右の観音像は相当大きい。数十メートルはゆうに有り、ひょっとしたら100mぐらいあるのでは?と思わせる大きさである(多分ある)。しかし、何の宗教かも、何のご利益かも、何の目的かもさっぱりわからん(だから調べろって)。地図には「伊勢久留麻神社」とあるが、本当にこの神社かも疑わしい。この部分は、後に補筆する可能性あり。情報求む。
紆余曲折あって(ないけど)東浦町のカントリーサインに到達。我々の眼界にあったあの観音像は一体何だったのか。ゴールはできるのか。さんぎょーの腹は落ち着いたのか。興味は尽きない。
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<第15の選択:東浦町> 14:54、総走行距離288.7km
ハラケン以外は調子のいいD.Dが4巡目の挑戦。あと2つでゴールというところで、期待通り指令くじ。引いた人と次の人が1つの飲み物を2つのストローで飲む(コンビニで買う、銘柄は前の人が指名)と、びっくりの指令だ。ハラケン以上の屈辱(失礼)は無いD.Dのこと、別に2人で一緒にジュースを飲むのは大した罰でも無いのだが、問題は相方である。「引いた人と次の人」とあるのだが…。賢明な諸君はもうおわかりであろう。そう、先ほど1リットルを強制的に飲まされたさんぎょーなのである。
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さあ、困ったのはさんぎょー。食べ物もロクにないのにお茶だけガマンしてやっと1リットル飲んだというのに、今度はまた飲み物である。2つとも金は払ってないのだが、量からしてかなりヘビーだ。当たらなくてよかったと本心で思う私。さて、そうホッともしてられない。このジュースを買いにコンビニに行かなくてはいけないのだ。東浦には国道28号線が走っており、街道筋にコンビニがあるからいいようなものの、これが五色町だ一宮町だと西岸にいたらどうなっていたのだろうか。今回は、ご丁寧に「コンビにで買う」と買う場所まで指定してあるため、自動販売機で済ませるわけにはいかないのだ。ま、東浦だからそんな悩みも無いのだが。
コンビニで私が購入したのはマンゴー風味のベトナム風ジュース(どないやねん)。ゲテモノはとりあえず飲むさんぎょー、味が濃い分今回はお茶よりマシか。しかし30近い2人(片方はその後すでに30)が1つのジュースを飲むこの構図ははっきり言って気持ち悪い以外の何者でも無いな、こりゃ。
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<第16の選択:東浦町その2> 15:10、総走行距離289.9km
4巡目最後のさんぎょー。1リットル+500ml/2人ほどの飲料が腹に納まっている中、さらに彼に悲劇が襲う!!
はい、今回はここまで。果たしてさんぎょーの運命やいかに!(どうでもいいって?確かにその通り…)我々は無事ゴールできるのか?怪我人は出るのか?財布に寒波が襲うのか?
さーて、来週のやぶれかぶれは?さんぎょーです。この時期、ジトジトして過ごしにくいですが、アフレタータなんぞを購入して高みの見物というのもいいもんですね。さて、来週のやぶれかぶれは、
○さんぎょー、さらなる悲劇
○スグノレ、袋叩きはごめんだ
○波平、父の日にソワソワ
の3本です。来週?もまた、見て下さいねー。ジャンケンポン!(←もちろん、後だし)