第7回「また出てしまった悪いクセ」

今週は、DDさんが取ってくれた指定席での競馬。指定席は何回か来たことがあるが、やはりのびのびできるところが大変良い。しかも、気持ちにゆとりができるのか、なぜか勝率がいい。指定席に座って唯一負けたのがくだしの取り逃したドラゴンマンボの万馬券の時。相性がいいのであろうか。今週も期待。

さて、競馬場に着いたのが11時ちょい過ぎ。着いたら5R。これが、JRA史上2番目となる高配当の27万馬券。濡れイエフさんオススメのアッサンブレが3着で枠連、馬連、ワイド3つと、すべて万馬券の大波乱。いきなりこんなもの見せられても…。ドラゴンマンボの時もそうであったように、突然の高配当は次へのヤル気をなくすもの。ドラゴンは準メイン(御堂筋ステークス)であったのでそう後がないが、今回はこれから午後タップリ残っている。もう高配は出んやろうなあと思ってしまうのである。

6Rは万馬券再犯馬、マンジュデンゾウゲから流して5着。7Rはマチカネアシュラ(これも再犯馬)からで1着3着。しかし、ここで崩れないのが指定席との相性のいいところ。8Rでさっきとんだ田中勝(しかも今度も武田厩舎)のアドマイヤショウリ=ダルタニアンをゲット。さすがダルタニアン、三銃士も真っ青。三銃士と言えば、かつてギルガメで「三乳士」というのをやっていたのを思い出す。ナレーターは「森本オレ」やった(正体はイジリー岡田)。めちゃイケでお色気タレントとしてイジリー岡田が出ていたのを思い出す。ギルガメと言えばその後のエロ映画を思い出す。そんで秋野桜子を思い出す。思考回路、メチャクチャやな。でも、発想に乏しい今の若者は、是非見習って欲しいものである。ところで、8Rはダート1800mであったが、このレコードホルダーがプレミアムサンダー。よくミレニアムダンサーと間違えるが、全然違う。1分48秒だから相当早い。凄い馬なのである。それにひきかえ、ミレニアムの方は…。何か、いっこ万馬券出してたっけ。

9R。人気薄のタイキリメンバーからいってゲット。しかし、8番人気と3番人気(ミスターサウスポー)とでわずか5980円。ブックを見返すとすごい連人気してた。河内と仲直りの効果は絶大である。人気馬に乗ってはダメ着の幹夫とはエライ違い。年の功ですかね。堂馬さん推奨のおもりはシンガリ。出遅れが全てでしょう。何はともあれ、タイキに助けられたレース。朝のレース、勝ったパトスはフレンドリーエースの下、アドマイヤショウリはマルチマックスの下、そしてタイキがハッピーウッドマンの近親。何だか血統の妙もありそう。

10R。逃げ馬だらけのメンバーに、追い込み炸裂と展開を読んだわたしは、軸にサンエムショウリをピックアップ。ここは、乗り代わりの熊に期待。さて、メンバーを見渡すと人気がクルーピアスター。橋口と幹夫はいつからこんなに仲良くなったんや。ロサードもこいつやったし。でも、追い込みオンリーのクルーピアに幹夫ではアンバランス。で切り。あと、後ろからってことでグラスベンチャー、レイシアトル、ゲイリーフラッシュ。残ったのがフレンチパッションとケイアイブレーブ。で、ヤネでケイアイ(高橋亮)。そして結果はフレンチとサンエムで万馬券。あーあ、このパターンで万馬券取り逃したの何回目や。原田にやられた…。

途中のプラス分は全部アルゼンチンに投入。福島は回避。さんぎょーは「タイキポーラが来たら多分当たり」と言い残して外す。芹沢ぐらい買え!5190円もついたっちゅうの!さあ、東京11R。展開は予想通り、サンデーセイラの逃げ。もうちょっと大逃げでも可だったが、菅谷がハナを切るということそのものが大事なので、まあ良しとしよう。4角でもまだ先頭。が、直線でジワっと手応えが…と思いきや、マチカネにアッサリ差される。道中、番手にいたメジロロンザンにも差される。でも3着に粘りこみ…。で、ワイド万馬券!もう、こうやってワイドの万馬券を取り逃したのも何回目や。タヤスブルームのCBC賞に始まり、最近ではチアズグレイス=オリーブクラウンのオークス。オークス後は、反省を生かして秋華賞でも菊花賞でも馬連、ワイド総流しやったのに、今回はやってへんかった。いつまでたってもワイドの買い時がわからないわたしでありました。チャンチャン。

って、話はまだ終わらない。今回のドラマは最終。白梅賞2着、きさらぎ賞3着、毎日杯3着のキングザファクトの登場。相手は、サイレントビートでええやろと思いつつ、今日の流れだとこの1点勝負がアダになる気がする。人気はキングザファクトとドラゴンキングの2強。でも、ドラゴンは幹夫。さんざん、煮え湯を飲まされ続けてきた騎手。ここは切り。結局、キング=サイレントを厚めに他、合わせて5頭のボックス。さんぎょーを見ると3、6、9、12の単純なボックス。「15が来たらどないしよう」とかほざいていたが、多分来ない。ふとさんぎょー:「前からやりたかった」と言い残してマーク。謎の発言を残したままレース。と、12番ディアマンブルーがゲートでハ行を発症し除外。あわれ、さんぎょーは3頭ボックスとなる。結果はさんぎょーボックスは関係なくサイレント=キング。スタート前、オッズを見たときには枠高だったので、多少イヤな気がしたが、まあ当たったので良し。さぞ、さんぎょーも意気消沈してるやろ…。と、さんぎょー:「良かったー」。ナニ?さんぎょー、おもむろにサイフに隠してあった馬券を1枚。そこには、「枠連1−1」の文字が…。汚い。枠高の馬券を枠で買ってしかも隠すとは。馬券も、流し馬券で1点買いという、さんぎょーお得意の馬券。しかも、4400円と中途半端な額。何もかもが汚い。わしは馬連2000円、かたやさんぎょー枠連4400円。世の中、不条理やね。いつかまたさんぎょーが競馬に行ってないときにさんぎょーの馬が万馬券を出すことと、わたしがワイド万馬券を買うクセをつけて、ゲットできることを期待して、淀を後にするわたしでありました。


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