裏人魚姫
昔昔、海の底では海の神支配する王国があり、魚や人魚達が幸せに暮らしておりました。
海の神には三人の人魚の娘がおりました。京、ヒカリ、賢といいました。
ある日京とヒカリと賢は退屈だったので海面まであがって遊んでいました。
(京)「へぇ、こんなところに人間は住んでるんだ。」
(ヒカリ)「そうみたいね。」
(賢)「お姉様方、お父様に見つかったら、怒られますよ。」
(京)「なーに言ってんのよ、あんたも共犯でしょ。」
(賢)「そんな…。」
三人の娘がこのような会話をしているとき、大きく、大変豪華な船が通りました。
(京)「ねぇ、あれってさ、船ってやつじゃない。おっきぃ。」
(ヒカリ)「ほんとだわ。人間ってあれに乗ってるのよね。」
(京)「いってみよ。」
(ヒカリ)「そうね。」
(賢)「お姉様方、帰りましょう。」
(京)「何よ、あんたもついてくんのよ。」
三人の娘は大きな船にゆっくりと近づいていました。
船の甲板には二人の人間がいました。そのうち一人は王子様だったのです。王子様は大変美しく、名をタケルといいました。
(タケル)「今日もいい天気だね、大輔。」
(大輔)「そうですね。」
(タケル)「でもさ、可愛い女の子とかいたらもっといいよね。」
(大輔)「はぁ…。」
(タケル)「君はそういう話にいまいち鈍いね。」
賢はタケルがあまりに美しかったので、胸が高鳴りました。しかし、恋をしたことのない人魚の姫はそれがどういった想いかよく分かりませんでした。
(賢)「どうしよう、なぜか胸がドキドキする。」
(京)「な〜にやんってんの、そろそろ帰らないとやばいわよ。」
(賢)「あっ、は、はい。」
それからというもの、頭の中にはタケル王子の姿がちらついて、離れません。賢はわけも分からず、ため息ばかりついていました。
(京)「ねぇ、ねぇ最近の賢ってさ、なんかこう、変じゃない。」
(ヒカリ)「そうね、これは恋っていうのではないのかしら。クスッ。」
しかし、恋愛の経験がない賢は自分が恋をしていることに気付きません。心はくすぶったまま。
ある日賢は一つの考えにたどりつきました。
「そうだ、人間になってみよう。そうしたらこの気持ちがどういったものか分かるかも。」
早速賢は海の魔法使いに相談にいきました。魔法使いはワームモンといってどんな魔法の薬も作れました。
(ワームモン)「賢ちゃん、それはやめた方がいいと思うよ…。」
(賢)「でも、どうしても気になるの。お願い、ワームモン。」
ワームモンは悲しそうでした。
(ワームモン)「賢ちゃんがどうしてもって言うなら…。でも、とっても危険なんだよ。賢ちゃんが探しているものが見つからなかったら、賢ちゃんは海のもくずになっちゃうんだよ。僕はそんなの嫌だよぉ。」
(賢)「その時は、覚悟ができてる、でも、今人間にならないと一生後悔するような気が…。」
(ワームモン)「分かったよ、賢ちゃん。」
ワームモンは泣く泣く薬を持ってきました。
(ワームモン)「これを飲むといいよ、でもね、賢ちゃん、最初はすっごく痛いと思うよ。もう一回言うけど、できたら思い直してほしい。」
しかし、賢の決心は固かったので、ワームモンはこれ以上は何も言いませんでした。賢は海辺まで、行き、一気に薬を飲みました。賢はみるみる意識を失ってしまいました。
浜辺で賢が倒れているとだれかがやってきました。それは、タケル王子とお付きの大輔だったのです。
(大輔)「王子様、誰かが浜辺に倒れていますよ。」
(タケル)「何て可愛いんだ。」
タケルはすぐに賢を馬に乗せて、連れて行きました。
賢が連れてこられたのはタケル王子の寝室でした。
(賢)「ここは?」
目を覚ました時、自分の格好に賢は戸惑いました。両手首に手錠がはめられ、ベッドにつながれていたのです。しかも、真っ白なウェディングドレスを着ていたのです。
(タケル)「やぁ気がついたかい?」
タケル王子がニッコリ笑っています。賢はあの時の王子だということに気付き、とても驚きました。
(賢)「この服は?」
(タケル)「これはね婚礼の衣装だよ。」
婚礼?賢はなんのことか分かりませんでした。困惑の表情を浮かべている賢をよそにタケルは賢の唇に自分の唇を押し付けました。
ちゅ…。
それは長く、激しいキスでした。
(賢)「ふぁ…。」
賢の目は涙で潤んでいました。
(タケル)「君って、もしかしてキス初めて?」
タケル王子はクスリと笑いました。
賢はキスがなんのことかよく分かりませんでしたが胸が高鳴りました。
(タケル)「今日から僕が色々と教えてあげるよ。」
言ってタケル王子は、賢のウェディングドレスを脱がし始めました。タケル王子の指が賢の白い肌に触れる度に賢は反応してしまいます。白い肌が露になると、タケル王子は賢の胸元に口口付けました。そして、そのまま舌を這わせます。
(賢)「ヒャッ…。や…。」
賢はタケル王子の行為に感じてしまい初な反応をしました。
(タケル)「可愛いね。」
言ってタケル王子は手をどんどん下へ進ませました。賢の太股に指を這わせ、奥まで指で探り、賢の秘部を弄りました。賢の秘部は人間になってまもないので、とてもきつかったので、タケル王子はそれをこじ開けました。
(賢)「やぁぁぁぁ。」
あまりの痛みに賢は叫びました。
(タケル)「ごめん、痛かった?だって君、とてもきついんだもの。」
タケル王子は悪びれた様子もなく言いました。
賢は何のことが分かりません。ただ、こじ開けられた部分がひたすら疼きます。
あまりに痛かったので、脚を閉じようとしました。
(タケル)「だめだなぁ…。」
タケル王子は賢の脚を広げ、自分の脚で押さえつけました。
そして、タケル王子は自分の露出すると、賢に見せました。
(タケル)「見てよ、これ、君が欲しいって言ってるよ。」
賢は脅えの表情を見せました。あれだけ、胸が高鳴ったタケル王子が今はとても恐ろしかったのです。
(賢)「やぁ…。」
(タケル)「アハハ、もしかして、僕が怖い?脅える顔も可愛いよ。」
タケル王子はクスリと笑いました。
突然タケル王子が賢の中に入ってきました。
(賢)「いたぁぁぁぁ。」
賢は指で秘部をこじ開けられたときよりひどい痛みを感じました。あまりに痛みが激しかったので賢は暴れました。手錠をはめられた手を必死で動かすので、手首から血が滲んでいました。しかし、タケル王子は容赦なく腰を動かしました。白い液体が飛び散ります。タケル王子は腰を動かしながら、賢に激しいキスをしました。
賢はポロポロと涙を流し、叫びました。
(賢)「ゆる、してぇぇぇ。」
(タケル)「だめだよ。」
言いながら、布で口を塞ぎました。
(賢)「ふがぁ…。」
口を塞がれ、賢は言葉にならない声を発しました。
お姉様、ワームモン…。海に帰りたいと思いました。しかし、もはやそれは叶いません。
タケル王子は何度も賢を犯しました。
(タケル)「ん?気持ちいいの?」
(賢)「ひゃぁぁ…。」
(タケル)「気持ちいいんでしょ。」
言いながら、タケル王子の、賢の中に入り込んだモノが賢を中から攻めます。
賢はどうしたらいいか分かりません。もはやタケル王子のなすがままでした。
(賢)「はふぁぁぁ…。」
(タケル)「だいぶイッチャッテルネ。でも、まだだよ。」
言って、賢を離そうとはしません。乱暴に賢の中を掻き回しました。
賢はだんだん意識が薄くなりました。
賢の意識がないことを確認したタケル王子は賢から抜きました。
(タケル)「気に入ったよ。」
タケル王子はまだやりたかったので、舌を賢のうなじに這わせて賢を起こしました。
(賢)「ひゃぁ…。」
(タケル)「これくらいで失神されちゃ困るな。」
(賢)「も、う、やめて…。」
賢は哀願しました。
(タケル)「君も馬鹿だね。そうやって哀願すれば、もっと苛めたくなるんだよ。」
言って再び…。
(賢)「やぁぁぁぁ…。」
賢は叫びました。
それからというもの、タケル王子は賢を自分の寝室に繋いでおき、賢が果てても犯し続け、自分の愛奴としてしまいました。