賢は、タケルに監禁されて以来、幾度となくタケルと身体を重ねた。
タケルは自室に戻ると、眠っている賢を無理矢理起こしては、服を剥ぎ取り、犯した。
賢が許しを乞えば乞うほど、タケルの所業はエスカレートしていき、賢の心ともいうべきものは次第に疲弊していった。
「今日は、もう、お許し下さい・・。」
「へぇ、君に、自分の意思を主張する権利があったのかな。」
「それは・・。」
賢は言葉を失った。
タケルは、賢の背後に回ると、賢とベッドを繋いでいる鎖を賢の首に巻きつける。そして、それを少し締め上げた。
「つっ・・。」
賢は苦しそうにうめく。
「苦しいんだ。痛みを感じるんだ。流石、人間らしくなったことだけはあるんだね。」
言って、タケルは笑う。
賢は鎖を外そうともがく。しかし、もがけば、もがくほど、自分自身を苦しめる羽目になっていた。
「ほんと、苦しそうだね。ハハ・・。」
「タケ、ルさ、ま・・。」
「離して欲しいの?」
「お願い、で、す・・・。」
賢は、必死で声を絞り出した。
「だったら、僕に逆らわない事だね。」
「も、う、し、わけ、あり、ま、せん・・。」
「クク、いい顔だよ。賢。クク。ハハハハ・・。」
タケルは笑いながら、鎖を緩める。
賢は、尚も苦しそうに咳き込み、酸素を頬張った。
「君は僕に飼われているんだよ。君には僕にどうこう言う権利はない筈だよ。」
「はい・・。」
賢は悲しそうに俯いた。
タケルは、賢を押し倒すと、賢のうなじに唇を這わせる。
「あっ・・。」
「あはぁぁ・・。」
「ホラ、もう感じてきた。大人しく従えば、痛い目見ずにすんだのにね。」
歯をたて、うなじに痕をつけていく。
「やぁん・・。」
「あぁぁん・・・。」
「僕のだっていう印をつけなきゃね・・。この印を見る度に君は僕の所有物であることを思い出すんだ。」
胸元まで唇を移動させ、胸の赤い突起を口に含み、軽く噛む。
「やだぁぁん・・・。」
「ホラ、君は淫乱なんだよ。」
そして、手をスカートの下に忍ばせ・・。
「あはぁあああん・・。」
「やだぁあぁん・・。」
「いいんでしょ。ここを触わられるのが・・。何たって他人にも触わらせちゃうくらいだからね。」
「ホラ、ご主人様が君の望み通りにしてあげてるんだよ。」
「はあぁぁああん・・。」
「やだぁあぁん・・。」
(クチュウ、チュクゥ)
「クク、いやらしい音。」
タケルは唇を歪ませた。
不意にタケルは指を抜いた。
「あっ・・・。」
思いがけない虚無感・・。
「どうしたの?」
「今日は嫌なんでしょ。」
タケルは意地悪く、賢を問いただした。
「あの・・・。」
賢は、その虚無感に戸惑う。何日も犯され続け身体がタケルの指に慣れきっていたのだ。
「”あの”だけじゃ分からないよ。場合によっては君のお願いを聞いてあげない事もない。」
「一言、言えばいいんだよ。」
その時、賢の脳裏に大輔の顔が浮かんだ。その一言を口にすると、どうだろう・・・。
(大輔を裏切ってしまう・・。)
賢は、火照る身体を抱えながら、葛藤した。次第に体中が悲鳴を上げるようになった。
「君が一人で喘ぐのも見物だけどね・・・。」
タケルは急かすように言った。
賢は一瞬、自分を失った。
「おね、が、い・・・しま、す・・・。」
「クク、いい子だ。」
「ほんと、いい子だ。淫乱な賢は。」
「でも、遅いよ。ただで、君をイカセテあげるわけにはいかないな。」
「まず、僕を気持ち良くできたら・・・。それから・・。考えてあげるよ。」
「教えてあげたよね。四つん這いになって・・。」
賢は、崩れ落ちそうな身体を必死で手足で支え、言われる通りの姿勢を作る。
「そうだね。君は犬だから、ここを口で下ろしなよ。」
タケルは自分のズボンのジッパーを指差した。
賢は羞恥に顔を真っ赤にする。
「は、い・・。」
賢は、ジッパー口に咥えると、下に降ろしていく。
「ククク、ハハ・・・。まるでペットだ。犬みたいだよ。賢。」
その言葉は賢の屈辱感を煽り、ますます、顔が赤くなる。
「恥ずかしいの?賢・・・。まさか、アンドロイドに羞恥心ね。」
「ここから、どうするか、分かるよね。」
賢は、以前、教えられた通り、タケルの露出したのを咥えると、舌を絡ませ、舐める。
ピチャピチャと唾液の音がそこから響き、ますます、賢の羞恥心を煽った。
そして、賢自身、身体の奇妙な火照りで腰が自然と動いていた。そして、絡めた舌の動きも速くなる。
「いいよ。賢、まさに君は性奴に相応しい。」
タケルは笑って賢の頭を掴む。
賢は苦しそうに、タケルの放つ精液を飲んだ。
「ふあぁん・・・。」
口から液体が、こぼれ、賢の口元を伝う。それは、あまりに淫靡な光景であった。
「ホラ、ちゃんと飲まなきゃ。」
「ふぅぅぅん・・。」
「はふぅぅん。」
「クク。ハハハ。」
「いいよ。賢。望みを叶えてあげるよ。」
タケルは、賢の髪の毛を掴み、自分のを抜いた。
言ってタケルは賢のそこに指を今度は、二本一気に突き込む。
「やはあぁぁん・・・。」
「いたぁぁああん・・・。」
「タケルさまぁぁぁ・・。イタイですぅぅぅ・・・。」
タケルは突き刺すように指をズブズブと動かしたので、賢は感じているにも関わらず、痛みを感じた。
「誰が、優しくするって言ったのかな。クク・・・。」
「あはああん・・・。」
「やだぁぁんん・・・。」
「あぁはははん・・。」
「タケルさまぁぁあ・・。」
タケルは賢の耳元で囁く。
「コレハバツナンダヨ。」