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1. 坂本昌行「 シェルブールの雨傘 」共演者:藤谷美紀 星奈優里ほか
  東京グローブ座/1月13日〜27日  大阪近鉄劇場/1月30日〜2月2日

悲恋ミュージカル/演出:山田和也
「全編音楽で切ないストーリー。再演できて嬉しいです。
一番初めなんで、いいバトンを次に渡したいと思います」と会見でコメント。 
ジャニーズ事務所がグローブ座を所有してから初の舞台公演となることについて
「プレッシャーはかかるが、恥じないように演じていきたい。3つの作品があって初めて1つ。
共通のテーマは『愛』。全て見てほしい。全力でやります」。

物語はフランス北部の港町シェルブールが舞台。
坂本昌行演じる自動車修理工場で働く20歳の青年ギイと
「アンブレラショップ・シェルブール」の一人娘17歳のジュヌビエーブはお互いに愛し合っているが・・。
戦場へ赴くギイ・・二人の手紙のやりとりを妨げるジュヌビエーブの母親は、娘を宝石商カサールと結婚させようとしている。
ギイの病気の伯母の面倒を見てくれる看護学生のマドレーヌはギイをそっと慕っている・・。
別々の人生を歩むことになるギイとジュヌビエーブ・・・そして・・

ジュヌビエーブ役は初演と同じ藤谷美紀ちゃん。
前回29歳のマーくんが20歳の青年役ということで色々言われていたけど、今回は31歳だよ〜。
ま、フットルースでもお馴染みのとおり無理矢理(?)若い役やってるんで、いいのかな?
あの曲スキ!仏・伊映画の曲ってホント良かったよなぁ・・一回は観に行こうかなぁ(三部作だしね/笑)

2. 井ノ原快彦 「トイヤー」  共演者:中川安奈
  東京グローブ座/2月2日〜17日  大阪近鉄劇場3月13日〜16日

サスペンススリラー/二人芝居
作:ガードナー・マッケイ/演出:ロバート・アラン・アッカーマン
「相手役とお客さんを騙していく、そんな話で、こういう役は初めて。見せられることを全てお見せします」とコメント。
いのっちは、正体のわからぬ男ピーターの役を演じる。
演出のアッカーマンは、世界各地で活躍する演出家。日本では「蜘蛛女のキス」「ガラスの動物園」などを演出しているお方。

あらすじは・・
女性精神科医モードの家にピーターという男が訪ねてくる。
車がエンストしたモードを助けた時の懐中電灯を返してもらいに来たというのが訪問の理由。
そして電話を貸してくれと言われ、モードは彼を家の中に入れてしまう。
家の中で互いの身の上話をするモードとピーター。
精神科医のモードは、いま世間を震撼させている、
レイプや殺人はせずに身体の機能だけを奪って植物人間にする、
女性をオモチャ(TOY)のように扱うトイヤー(TOYER)と呼ばれている男の事件に関わり、
植物人間となった12人の被害者達のアフターケアをしていると話す。
また、モードは覗き趣味のある男につきまとわれている事をも話す。
会話をするうちに、ある事からピーターがヴワヤール(覗き趣味の男)であることを確信するモード。
そしてモードはヴワヤール=ピーターとある契約を交わす。
・・帰り際、ピーターの口から出た言葉は・・。
自分こそがトイヤーだと言ったり、いやそうではなく自分は俳優で、ワークショップの課題としてトイヤー役を演じてみたと言ったり・・
果たしてピーターは、精神異常者トイヤーか、それともただの俳優なのか・・
モードの心をもてあそぶピーター、そして二人の攻防が始まる・・

この行き詰るようなやりとりを二人だけで演じていくそうで、いのっちがどんな芝居をするのか楽しみ・・

3. 長野 博 「FORTINBRAS−フォーティンブラス」  共演者:村上信吾 山川恵里佳ほか
  東京グローブ座/2月24日〜3月11日  大阪近鉄劇場/同3月20日〜23日


劇中舞台劇/初の単独主演  作:横内謙介/演出:岡村俊一
長野くんは悶々としている売れない役者、羽沢武年役
「(この役どころは)熱い男で俳優として情熱をもっている。自分も結構負けず嫌いなんで重なる部分は多いです。
2人の作品も見ていい刺激を受けて演じたい。終り良ければ全て良し(笑)ですね」と会見でコメントした長野くん。

1995年に井ノ原快彦も出演した「フォーティンブラス」だそうなので、その時と同じあらすじかな?
ある古ぼけた劇場の楽屋からドラマが始まる。
芝居「ハムレット」で端役・フォーティンブラスを演じる売れない役者・羽沢武年は、満たされぬ悶々とした日々を送っていた。
何といっても「ハムレット」におけるノルウェー王子フォーティンブラスの出番はたったの2回。
最初の出番は芝居が始まって約2時間15分後。それもただ舞台を通り過ぎるだけ。
そして2度目は全ての物語が決着を見た後に登場して最後のまとめをするだけ。
あまりに役が小さすぎてむなしさだけが胸に残る。
その上、ハムレット役の自称大スター木下正美は売れているからと横暴で、芝居を勝手に変えたり、脇役いじめ、女優に手を出すなどタチが悪い。
そんな正美に武年はもちろん、オフィーリア役のバラエティタレント・刈谷ひろみも嫌気がさしていて、楽屋にはいつも不穏な空気が流れている。
そんなある晩、武年の前に不気味な亡霊が姿を現す。
亡霊は、フォーティンブラスの父と名乗り、武年に啓示を与える。
しかし、劇場付の老女優が言うには「亡霊はフォーティンブラスの父ではなく、
オズリックを演じている実直な若者 岸川和馬の父の亡霊だ」と。
「ハムレット」では父の亡霊が現われたことを発端に愛と復讐の物語が始まったように、
いま「フォーティンブラス」という名の新しい物語の幕が開く・・

いのっち出演版では
草なぎ剛=フォーティンブラス役の羽沢武年
奥山佳恵=オフィーリア役の刈谷ひろみ
井ノ原快彦=オズリック役の実直な岸川和真
という配役でしたね〜・・

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