和歌彦「ぬぅ…利剣さんとこもたいへんだな」
七瀬「咲紀さん、大変な事になってたみたいだね」
和歌彦「確かに。トラブルに巻き込まれたとはいえ、ヘヴィすぎらぁ」
七瀬「そっだね〜」
和歌彦「まぁ、知らないままでいれば良かったのかったら、そうとも言い切れないがなぁ」
七瀬「難しいね〜」
和歌彦「そういやぁ、こないだおまえさんも『クラスの男子に恐れられてる』とか何とか…」
七瀬「はうぅ…言わなきゃダメ?」
和歌彦「大方、気に入らないクラスメイトに雷槌の一発でもぶちかましたンだろう」
七瀬「違うよ〜。それに、ボクだってクラスの女子には頼りになるって言われてんだから」
和歌彦「それは興味深いな。是非、聞かせてもらおうか」
七瀬「ボクが電車で通学してるってことは、バカ彦もわかるでしょ?」
和歌彦「あぁ」
七瀬「その通学中に、やらかしちゃったんだよね〜」
和歌彦「な…何をだ?」
七瀬「チカンに雷槌打って、KOしちゃった」
和歌彦「何ぃ〜!?その犯人はどこだ!?」
七瀬「ボクがやられてたわけじゃないよ〜。友達がチカンに遭ってるってことでさ」
和歌彦「ふむぅ…」
七瀬「それでね、友達同士でどうにかしようってことになってね」
和歌彦「まさか…それで」
七瀬「うん。ついつい雷槌打っちゃった」
和歌彦「そ、そうか…。何にせよ、その友人は助かったってワケだな」
七瀬「そーなんだけど、そのときの話がコチョウされちゃってね〜」
和歌彦「まさか…チカンを半殺しにしたとでも?」
七瀬「そこまでは言われてないけど…」
和歌彦「何にせよ、おまえさんの武勇伝が語られちまったってことか」
七瀬「『武勇伝』って言えば聞こえはいいけど、何だか複雑な気分…」