3月13日
カン! キン! カンッ!
和歌彦「木枯!」
ヒュッ!
洋「甘いべ!」
ヒュザッ!
和歌彦「ちっ、やりやがる。ならば…」
ガッ!
洋「やるでねが!俺相手に鍔迫り合いに持ち込むとは」
和歌彦「へっ。負けっぱなしじゃ終われねぇ性分なンでね」
洋「おめぇも戦うの好きだなぁ」
和歌彦「それはお互い様だぜ」
シュッ!
ナージャ「う〜ん、さすがに今までの相手のようにはいかないかぁ」
竜一郎「私にも、長兄としての立場があるからな。お前もそうであろう?沢渡!」
昭哉「全然ッス。七瀬のほうが格闘は強いッスから」
竜一郎「情けない男だ。お前、本当にわが先祖を討った者の末裔か?」
昭哉「そうらしいッスね。まぁどうでもいいことッス」
竜一郎「だが、侵入者をみすみす逃がすわけにはいかん!まして、それが沢渡ならばな」
昭哉「やけにおれの一族に拘ってるッスね〜」
竜一郎「私にも、鬼島の長男としての立場があるのでな。覚悟しろ、沢渡の長男よ!」
ナージャ「昭哉くん、危ない!」
昭哉「空蝉の術!」
ヒュッ!
七瀬「ん〜、やっぱどうもやりにくいな〜」
亜美「くらえっ!」
ビュン!
七瀬「うっわ、危ないなぁ」
亜美「悪い人は許さないんだから!」
七瀬「悪人悪人って、何でボクをそういう風に言うのさ〜!?」
亜美「パパがそう言ってたもん!沢渡って言う悪い人が、昔ご先祖様を殺したって」
昴「ねぇ、七瀬。ホントにナージャさんの言ったとおりだね」
七瀬「ん〜、そうみたいだね〜」
亜美「何コソコソ話してるのよぉっ!」
ヒュッ…カッ!
亜美「え…?撃ち落とされた!?」
七瀬「よく分かんないけど、ボクがやったわけじゃないからね〜」
亜美「う…うるさい、うるさい〜っ!」
シュッ! ヒュッ! ブォン!
七瀬「うわっと!」
昴「これはちょっと、難儀…みたいだね」
七瀬「うん。ここまで親の話をまんま信じられちゃうと、ホントやりにくいよ〜…」
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