ナージャの使用技

姉上がいままで使ってきた、風術などの説明だ。

杖技
落下流水(らっかりゅうすい)
流れる水の如く、相手の攻撃を避ける技。
ここから反撃に転じることも、可能である。

天気輪(てんきりん)
相手から受けた攻撃の反動を利用し背後に回り込み脳天撃。
基本的に杖術は守り主体の武術であり、このようなカウンター攻撃技が多い。

月面鏡下(げつめんきょうか)
相手から受けた攻撃の反動を利用しそのまま水月に打ち込む。
突進技などを使ってくる相手に対して、特に有効と言える。

天上天下(てんじょうてんげ)
相手の攻撃を上方向に払い下方向に打ち下ろす。
野太刀や斧など武器の重さを利用して叩きつける攻撃が多いものには、天敵と言える技。

風術
鎌鼬(かまいたち)
真空の刃を発生させて、飛ばす術。
風術の中では初歩の初歩ではあるが、他の術にもこれを応用したものは多い。

つむじ風(つむじかぜ)
つむじ風を起こし、巻き込んだ相手を真空の刃で斬りつける術。
ここに和歌彦が焔群を撃つと、連携技・桜花扇になる。

萬刃(よろずやいば)
無数の真空の刃を発生させて、広範囲を攻撃する術。
その気になれば周囲すべてを切り刻むことすら可能である。

颶風(ぐふう)
強力な竜巻に相手を巻き込む術。
攻撃範囲こそ狭いが、喰らった相手が全身流血となるほどの威力を誇る。

癒しの風(いやしのかぜ)
その名の通り、回復に用いる術。
かなりの重傷もたちどころに治してしまう優しい風が吹き抜ける。また、複数の人間を癒すことも可能である。

奥義
断風(だんぷう)
上位の風術のひとつで、相手の周りの空気を奪ってしまう恐るべき術。
相手にとっては風が止まったくらいにしか感じられないが、気がついたころには呼吸困難に陥ることになる。

風花夢想(ふうかむそう)
落花流水で相手の攻撃を回避した後、天気輪に繋げる奥義。
その名の通り、この技を受けたものは夢を見ることができるという。

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