俺がいままで使ってきた、剛剣技などの説明だ。
剛剣技
下弦ノ月(かげんのつき)
下段技。相手に突き一閃を放った後、相手が怯むか受け止めようとする間に刀を引き、下段に向かって払う。
その動きの速さは、まるで下弦の月を描くような軌道を見せる。
木枯(こがらし)
非常に長いリーチを誇る渾身の突きを放つ技。
刺突攻撃の出来る武器なら種類は問わず使えるが、野太刀のように長い武器を使ってこそ真価を発揮する。
残月(ざんげつ)
すばやく刀を振るい、カマイタチを発生させ飛ばす技。
ただし、飛び道具嫌いの和歌彦が使うことは少ないようだ。
野分(のわけ)
思いっきり力を込めて、野太刀で叩きつける技。
その名の通り野すら分かつほどの威力があるという、和歌彦の十八番。
火柱(ひばしら)
下段に構えて、上に刀を一気に振り上げる技。
立ち上がる火柱のような軌道を描くので、この名がついた。
焔群(ほむら)
炎の如き気迫とともに、刀で横に薙ぎ払う技。
元々対多数の戦いで敵を蹴散らすためにあみ出したもので、攻撃範囲は広い。
風術
風弾(かざだま)
風の力を拳に込めて、気合と共に放つ正拳突き。
素手状態では最大威力を持つ技である。
鎌鼬(かまいたち)
真空の刃を発生させる、風術の基本。
和歌彦は性格上飛び道具を嫌うため、手刀に乗せて放つ方法を取る。
疾風脚(しっぷうきゃく)
風の力を脚に送り込み、自身の素早さを上げる技。
使用中は気力を消耗し続けるため、あまり多用できるものではない。
奥義
八岐大蛇(やまたのおろち)
和歌彦の奥義の一つで、相手に息つかせぬ八回連続攻撃を放つ。
勿論攻撃の一発毎の威力は一撃必殺の威力を持つため、ガードして耐え切れるようなものではない。
連携技
四面楚歌(しめんそか)
和歌彦と社の連携技。社の技・八重霞に和歌彦の奥義・八岐大蛇を繋げる。
合わせて16回の斬撃に、もはや逃げ場は無い…。