登場人物紹介

ここではメインの登場人物となる、タロットデッキマスターたちについて紹介していく。

0(愚者):コウ・オナー
このゲームの主人公、つまりプレイヤーが操作するキャラである。
現実世界では一介の学生である彼が、ある雨の日に偶然見つけた館で、物語は進んでいく。
本の世界(幻想世界)では、行方不明の父を探して旅をするデッキマスターである。
君はこの少年と共に冒険するのだ!

1(魔術師):サラ
「偉大なる魔術師」と呼ばれる、デッキマスターの最高峰。
ゲーム中、セレクトボタンで見ることの出来るヘルプで、説明してるのも彼女だ。
四象の精霊とは盟友でもあり、デッキマスターになるべく訪れてきたコウに、テストと称してこの4人と戦わせる。
ところで、「試練場」では彼女と手合わせすることも出来るが、登場時の台詞「こうなる運命だったようね」は、何か意味深…。

2(女教皇):ティフェレト
ブラックオニキスの街を拠点としている冒険者。
昔は恋人と共に迷宮探索などをしていたのだが、ダンジョン内でその彼氏が行方不明になってしまった。
そのために、生死を確認することも出来ず、街から出ることも出来ない状態が続いているという。
ちなみに、カードミュージアム「ブラックオニキス観光協会パンフ」で、危険と書かれるくらいの酒乱らしい(笑)

3(女帝):ファーニャ・グラヴァリス
内乱で滅びた「森と湖の王国」の王位継承者。
嫡出の姉を差し置いて、庶子である彼女が継承者となったことが、内乱の原因になったという。
しかし…その異母姉・フォーナを見る限り、とても姉妹とは思えないくらい性格違いすぎ…。

4(皇帝):ガストン
コウ曰く「変な格好のゴブリン」だが、ああ見えてもゴブリンの王である。
…いや、デニズンに王位を追われているから、元王か。
本編よりも、カードミュージアムで大活躍(?)しているゴブリン王。

5(法王):ピエール
かなりイっちゃってる魔法使い。デュエル中も、奇声を発しまくっている。
遺跡で得た力で、自分の故郷の村を滅ぼそうとしたが、それゆえかつての知り合いであろう村人から、「邪悪な魔法使い」呼ばわりされている。
そこまで言われるようなことをしたとはいえ、嫌われてるなぁ。まるで元から嫌われていたみたいな言い方だ…。
17歳のくせして30位に見えるという姿らしいが、力を得たことで老けたのか、元々老け顔だったのか…。後者だったら嫌過ぎ。

6(恋人):ミティ・メイシ
このゲームのヒロイン。現実世界では、コウのクラスメイトである。
幻想世界のほうでは、コウの幼なじみで、村長の養女。旅に出たコウを追うべく、彼女もまたサラの元で修行し、デッキマスターとなる。
物語中のキーパーソンでもあったりするのだが、普段はコウを尻に敷いている幼なじみ、といったところだ。

7(戦車):神龍
登竜門の頂にいる、聖獣の長。
竜・シグルドや、シナリオ「魔術師」でも登場した精霊:サンダークラックなどを配下に従えている。
カードヘルプによると、老人の姿をとることもあるらしいが、残念なことに、ゲーム上ではその姿を見ることは無い。

8(力):ロビー&チャペック
意志をもつゴーレムを開発している博士・チャペックと、そのゴーレム・ロビーのコンビ。
本編では、ロビーを完成させる手がかりをさがすという、チャペックの依頼を受けることになる。
そうして訪れた過去の世界でも、「チャペック」がいる。この名前が先祖代々、200代以上続いているから凄い。
カードミュージアムでは、フリーマンをゴーレムと戦わせたり、ニューマンを解剖するなど、極悪な面も…。

9(隠者):セレニア
「プロイエ・ヴァイツ」の若き領主。事故で片足を失い、普段は車椅子に乗っている。
たまたまゴブリンに襲われているところを助けてもらったコウに、一目惚れしたらしい。
ただし、彼女が攻撃するときの、スカートの中からミサイルを飛ばす姿は、かなり爆笑もの。

10(運命の輪):アイン
別名「運命の傍観者」。普段は吟遊詩人をやっている。さらに、主人公の父親でもある(ということは、フルネームはアイン・オナーか)。
また、現実世界で主人公が持っている本「エンドセクター」を、幻想世界で持っているのも、彼である。
かつては「愚者」の理をもつ、現実世界を作った「始まりの者」でもあった。
しかし、ゼインに負けてしまい、「運命の輪」として世界が滅び行く様を見続ける羽目になったという。
ところで、チェロに仕込んだバズーカ砲で攻撃する姿は、セレニア同様に笑える。

11(正義):ザノン
現実世界を支配する「魔界」の王。
配下にアシュタロス、アスモデウス、シヴァ、パズス、ベルゼバブ、ルキフグスからなる、六悪魔軍団長を従えている。
獰猛、冷酷、狡猾の3つの面を持ち、戦闘中の声も3人でハモっている。
「男には、負けると分かっていても戦わねばならない時がある」は、俺も気に入っている、彼の名言だ。

12(吊された男):ヤコブ
性格最悪の微笑み男。
サラの話によると、幻想・現実の2つの世界のつながりを壊そうとする者でもある。
実際、周りをかき乱そうと動き回っているが、こういうやつは無様な最期を遂げるのが相場で、彼も例外ではない。

13(死神):ペレ
魔獣の母。普段は絶世の美女の姿をしている。何たって自分でそう言うくらいだし。
本来の姿はドラゴン・ティアマットであり、コウがビックリするほどのギャップがあるようだ。
そういえば、ヒノカグツチを魔力の炎の中に閉じ込めていたが、一体何をするつもりだったのだろう…?

14(節制):マリア
悪魔を崇拝するシスター。その崇拝ぶりと来たら、村ぐるみで悪魔を信仰させるほどである。
見た目は20代半ばくらいと若いが、神父の日記によると、実年齢は見かけの2倍はあるとか。これも悪魔の賜物か?
ガストン、チャペックに続く、3人目のカードミュージアム活躍者でもある。

15(悪魔):熊を抱く少女
大きなクマのぬいぐるみを抱えている少女。別に女金太郎というワケではない。
その正体は、実は山の神だったりする。
ふもとの村は、豊作も凶作も彼女次第だというから、相当な力の持ち主には違いない。
バトルアリーナで使えるデッキマスター中唯一のSサイズだったりもする。

16(塔):我羅
塔「悪しき殺戮の刃」の主である、年老いた侍。
実はこの塔そのものが意思を持っており、我羅に力を与えているため、彼は不死身である。
80過ぎていまだ現役バリバリという、高齢化社会の鑑なじいさん。

17(星):ゼン・ペニテンサー
隻腕の剣士。メテオの儀式に失敗したために、片腕を失ったとか。
それゆえにリベンジの機会をうかがい、コウの邪魔までしてくる困ったお方でもある。

18(月):ホトホル
アンティゴ・マーイの呪いで、ひたすらに踊りつづける少女。
しかし、本編でその真相を知るのは、なかなかに困難である。
結局、呪いが解けても踊っているあたり、一緒じゃねーかっ!という説も…(笑)
デュエル中のくるくる回る姿は、ある意味セレニア以上の爆笑キャラ。

19(太陽):ジュウベイ
主君殺しの業を背負いつつ、森の中をさまよう侍。
死ねない体をもち、日光の当たる場所に行くことが出来ない体だったりする。
侍といえば我羅もそうだが、キャラ的に古風な性格の持ち主で、その辺は俺のお気にだったりする。
バトルアリーナにおける、俺のメインの使用キャラだったりもする。

20(審判):ルキフェル
幻想世界を支配する「天界」の王。
配下にミカエル、ガブリエル、ウリエル、ラファエルからなる、四大天使を従えている。
…と、この辺まではザノンと似たようなものだが、向こうに比べてイマイチ魅力を感じないのは何故だろう?俺がパトスだからか?

21(世界):ゼイン
「全てを知りえし者」とも言われる、世界の創造主。このゲームの真のボスがコイツだ。
それだけあって、普段はいかなる攻撃も受け付けないという凶悪さを誇る。
世界を作っては壊し、壊しては作って遊んでいるというあたり、性格も凶悪だけど。
そのせいか、コウには「邪」「エゴイスト」など、散々にけなされている。

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