カードの逸話

ここではカードの逸話について、そのまんま書いていく。

サンドツイスター
「どうだ、イブマヤ。サンドツイスターを喰らった気持ちは?」
「口の中がじゃりじゃりします!恐ろしい呪文ですね、師匠」
「いや、そういう恐ろしさじゃなくてな?」
〜『イブマヤのルポ』

サンドストーム
「どうだ、イブマヤ。サンドストームを喰らった気持ちは?」
「口の中がすごくじゃりじゃりします!師匠」
「だから、そうじゃなくてだな」
「だってこの魔法、サンドツイスターの全体版でしょ?一人で喰らっても変わらないですよ」
「それもそうだな。ではもう一人……」
「なにするにゃ!?僕は関係ないにゃ!」
呪文の修行は厳しい。見物客も覚悟が必要である。
「関係ないにゃーーーーっ!?」
〜『イブマヤのルポ』

グランドクエイク
「いくよミティ。ぐらんどくえいく!!」
地面が揺れる。
「ねぇフーアどうやってそのカード使うの?」
ミティがフーアに呪文をならっている。
「かーどをもってねがうの『じめんさんゆれて』って」
「『じめんさん』ねぇ……」
〜『フーアとミティの呪文修行 疾風怒涛編』

アースクエイク
「いくよミティ。あーすくえいく!!」
地面が大きく揺れる。
「ねぇフーアどうやってそのカード使うの?」
ミティがフーアに呪文をならっている。
「かーどをもってねがうの『じめんさんゆれてゆれて』って」
「『ゆれてゆれて』ってねぇ……」
〜『フーアとミティの呪文修行 波瀾万丈編』

グラビトン
「ここで一発!!」
「何をだ?」
〜『イブマヤのルポ』

オールグラビトン
「師匠、オールグラビトンはグラビトンの全体版ですよね?」
「そうだが?」
「一人で大丈夫ですかね?18の人も呼んだほうがいいですよね?」
「おまえの言うことは時々さっぱりわからんな」
〜『イブマヤのルポ』

マインドブラスト
「師匠!!どうして精神破壊で特殊攻撃が不可能になるんですか?」
「何でって……考えてられないからだろ?呪われちゃって」
「膝を叩くと、ぴょこんと足は上がりますが?」
「それって、特殊能力か?」
〜『イブマヤのルポ』

マインドボム
「師匠、マインドボムを使われたら、特殊能力が使えないんですよね!」
「あぁ、マインドブラストの全体版だからな。効果は同じだが?」
「じゃぁ、私のお色気光線も使えないんですね!?」
「あー使えるんじゃないか?効く効かないは別として……」
〜『イブマヤのルポ』

ターンスペル
「たーんすぺる」
ニキータの放った呪文が、フーアの目の前に来たかと思うと弾き返された。
「すごーい。ねぇフーアどうやるの?」
ミティはフーアに尋ねる。
「かーどをもってねがうの『おねがいだからじゅもんさんかえってくれない?』って」
「『さん』付けして敬うのね」
〜『フーアとミティの呪文修行 湯けむり純情編』

オールターンスペル
「オールターンスペル!」
ニキータの放った広範囲呪文を、ミティはオールターンスペルで返そうとした。
……呪文の直撃!防御側としておいていたダミー人形が倒れる。
「いたたたた。おかしいなぁ?
ちゃんと『おねがいだからじゅもんさんかえってくれない?』ってお願いしたのになぁ。なんでだろ?」
ミティはフーアに尋ねる。
「じゅもんさんかえってかえってかえってーってお願いした?」
「あ、数が増えるのね……」
〜『フーアとミティの呪文修行 三姉妹は見た。みちのく温泉編』

ストーンナックル
「ストーンなっこぉー!」
イブマヤが石化の魔法を唱える。
「イブマヤ。その呪文の詠唱、どうにかならんか?それとそのえぐるように打つポーズもやめなさい」
「えーっ、気分でるのに……」
〜『イブマヤのルポ』

ストーンランページ
「えぐるように打つべし打つべし打つべし!」
イブマヤが石化の全体魔法を唱える。
「イブマヤ……」
「えーっ、またですか?」
「ずっとだ」
〜『イブマヤのルポ』

アステロイド
「ヤマ……」
「違う」
アステロイドは隕石を体中にまとう呪文である。
〜『イブマヤのルポ』

アステロイドベルト
256階では、毎年アステロイド武闘大会が催されています。
この大会の優勝者には、主催者であるジャンリュック、アステロイド自らの手で勝者の証であるアステロイドベルトが腰に巻かれ……
「おい、シャフルから苦情の手紙が来てるぞ。
アステロイドベルトというのは魔法にあるから別の名前にしてくれとさ!」
「また勝手なことを言って……必死にパンフを作るこっちの身にもなってみろってんだ!」
「なんでも、隕石を身体中に纏う全体呪文なんだと」
「んなこたぁどうでもいい!それよりスポンサーになんて言えばいいんだ、殴り殺されちまう!」
「アステロイドベルトでも唱えるか?」
〜『ブラックオニキス観光協会パンフ』

ロックチェーン
「ひぃふぅみぃよ……」
「ロックチェーン!」
「お金を数えるマケイヌをさえぎるように、イブマヤの呪文が響く。
「わっ!何をする?また最初からじゃないか!」
「ちゃんとありますよ……」
買い物のお釣りを誤魔化したイブマヤ。
その事実が白日にさらされるのはそう遠いことではない。
〜『イブマヤのルポ』

ロックチェーンベルト
「これはロックチェーンの全体魔法だ」
「師匠。なんかパンクな人が付けてる飾りみたいですね」
「名前はな」
〜『イブマヤのルポ』

フレッシュ
「この魔法はフリーズと並んで主婦必携の魔法です。グレイがかったヌルヌルお肉も、あっと言う間に新鮮お肉に!」
「魔法を使う主婦などいるか!」
「だってサラさんが……」
「あいつはただのいかず後家だろうが」
「あ、言ーってやろ、言ってやろ、サーラさんに言ってやろ!」
「ま、まて、冷静に話し合おう。な、なっ!?」
この日はイブマヤに頭の上がらないマケイヌであった。
〜『イブマヤのルポ』

オールフレッシュ
このまえヒューマンベガーのみんなにかけてあげたのー
みんなぴっかぴかになってよろこんでたよ
かわいーこをなんぱするんだってー
でもしっぱいしたみたい
ぴかぴかになってもみためはかわんないことにきづいてほしかったな
〜『フーアのおともだち』

キュア
「きゃーっ!鍋から火が!!焦げてる焦げてるうぅー。鍋が憎いー!!」
「騒々しいな……『キュア』」
…………。
「助かりました師匠、突然呪われてしまいまして」
「そんな時こそ『キュア』の呪文だ。呪文は応用だぞ」
「でも師匠」
「何だ?
「弾みで料理に毒を入れてしまいました」
「そんな時も『キュア』じゃよ。それ『キュア』っ!」
「毒見は師匠にお願いします」
「いや、わしは食わん」
〜『イブマヤのルポ』

オールキュア
「師匠、オールキュアって多人数の状態を良化させるんですよね」
「そうだ。どんな必要に応じても我々デッキマスターは出来る事を考えておかなくてはならないんだ」
「でも、全員ヤバメな状況ってあるんですか?」
「そうだなぁ……」
「あ、わかりました!!村人全員が宗教に走った時とか、布団を買わされそうにな……
ンググ」
マケイヌに口をふさがれる。
〜『イブマヤのルポ』

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