オリジナル

俺や、仲間内の皆さんが使用している武器の数々。
この中に、伝承として語り継がれるものはあるのだろうか…?。

月華(げっか)
絢が所有している、火属性の小太刀。
並みの刀に比べて遥かに鋭い刀身を持ち、燃えやすいものならば触れただけで燃やすことも出来る。
絢には出来ないが、魔力を持つ者が使えば周りを火の海にすることさえ可能である。

偽喰(ぎじき)
碧羅に代わって社が手に入れた刀。社の幼馴染である初音と、彼女の親である陣、樹の作である。
基本形状は通常の打刀だが、刀身と柄の間に鍔は付けられていない。
名前を呼ぶことで真の力を発揮し、このとき梵字で書かれた十二支が浮かび上がる。
この状態では他人の力を喰らう事が出来、常に半径約10mの範囲にいる全てのものから力を喰い続ける。
このとき、柄からは持ち主の力を多めに喰って斬れ味を元の状態よりも強化している。
また、斬られた者は最も多く力を喰われてしまう上に、24時間能力を使えなくなってしまう。
さらに、喰った力に比例して偽喰自体も強くなるが、10分経つと元に戻る。
強化し過ぎると使用者にも負担がかかり、奥義のような体に負担のかかる技が使えなくなるので、諸刃の剣と言える。

クロムハーツ
エクソシスター・リズが現役時代に使っていた剣。
人間相手に対する殺傷能力は無いが、霊体や生ける屍の類に対しては絶大な威力を発揮する。
神の子の右腕を媒体として作られたという噂もあるが、真相は定かではない。

朔秘(さくひ)
紗夜が所有する、闇属性の小太刀。
刀身は漆黒に塗られており、柄頭には家紋が彫られている。元は暗殺用らしい。
闇属性とはいえ、霊体や死体などが相手でもダメージを与えることは出来る。
影を操る、または同化する能力を使うことも出来るが、制御が難しい。

星火(せいか)
摩耶が使用する白紙のカード。紙製で、摩耶が発動体(魔力使用時の補助具)として作成したものである。
『火』の属性を持ち、分身を作り出しての攻撃が可能である。
参考までに、紙製のカードが何故、火の力を持っているかについてのツッコミは禁止らしい…。

星河(せいが)
紗夜が使用する銀製の短刀で、柄と刃が一体となっている。また、柄には水晶がはめ込まれている。
元々紗夜自身が発動体として作成したもので、精神集中の手助けとなっている。
『水』の属性を持っており、水と氷を作り出したり、気を込める事で氷で分身を作り、それを投げつけることも出来る。
ちなみに、普段は料理用の包丁や実験用のナイフなど、日常用具として使うことが多い。

青嵐(せいらん)
霞弥の使用する刀で、鍔の部分に家紋が彫られている。
『風』の属性を持ち、通常の刀よりも軽く、所持者の素早さを上げる効果も持っている。
精神を集中させることで嵐を巻き起こしたり、風の力を借りることも可能である。
風の力は結界代わりに使ったり、投げたものを命中させるなどの使用法がある。

セントヘレナ
伝説の大剣豪・ギルバートが愛用した大剣。
軍事帝国の名誉騎士団長のみに贈られるという、人の手が作る最高作品。
その長さは人の身長を凌駕し、岩をも断ち切ることが出来るという。

玉桂(たまかつら)
柄にムーンストーンが埋め込まれている刀。
『月』を象徴する刀で、『太陽』を象徴する白夜と対を成している。
かなり強力な魔力を秘めており、その力は月が満月に近づくほどに強くなる。
生粋の術士でないと扱えないと言われるほどに魔力の制御は難しく、和歌彦も一度制御しきれずに暴走しかけている。

月影(つきかげ)
ナージャが愛用している、長さ4.21尺(約128cm)の白樫製の杖。
『風使い』ナージャにふさわしく、相手の攻撃を『柳に風』のごとく受け流すことが出来る。
風使いに代々伝わっている杖だとの話もあるが、真相は不明。

朏月(ひづき)
霞弥が所有している、水属性の小太刀。
刀身は常に湿っており、血糊が洗い流されやすい。
霞弥が使うことは出来ないが、魔力を持つ者ならば潮の干満に干渉することも出来るという。

白焔(びゃくえん)
鬼島家のひとりである、鬼島高文が愛用する両手持ちの大斧。
刃の部分には、炎を象った紋様が彫られている。
斧という武器の特性上、打撃力で考えれば和歌彦の羅刹を上回るかもしれない…。

白夜(びゃくや)
柄にトパーズが埋め込まれている刀。
『太陽』を象徴する刀で、『月』を象徴する玉桂と対を成している。
玉桂とそろえた時に真価を発揮し、その力で太古の怨霊すら封印できる。

碧羅(へきら)
かつて社が使っていた刀。元々は和歌彦の武器コレクションの一つで、羅刹の作者と同じ人物の作だという。
自分に合う武器を求めていた社に、和歌彦が手渡したものである。
武器としての性能は悪くなかったのだが、修行中に使ったヴァクマツの力に耐え切れずに壊れてしまった…。

紅姫(べにひめ)
初音が愛用している三節棍。初音本人と両親である陣、樹の作。初音の作としては、初めてのものでもある。
形状に特筆すべき点は無いが、普通では出せないような紅色をしており、これが武器の名の由来である。
また、扱いが難しいとされている三節棍を初音は自分の手足の様に扱える程、棍術を修行している。
そのため、自由自在かつ変則的な攻撃ができる。
また、初音が自分で使うために作り出したものであるため、他の者が扱うのは難しい。

ユグドラシル
マケイヌの家に代々伝わっていた、練気術の力を増幅させる杖。
何でも、世界樹の一番細い年輪を加工して作られたとか。
現在では、エッカが高いところにあるものを取るために、台所に置いてある。

羅刹(らせつ)
和歌彦が愛用している野太刀。
刀身だけでも5尺(約150cm)、柄まで含めた全長は身の丈を超えるほどある。
和歌彦の超人的な膂力と相まって、堅牢な鎧をも紙のように切り裂けるほどの破壊力を誇る。
また、長い柄に付け替えて長巻として使うことも出来る(ただしこうして使うことは少ない)。

令破(れいは)
絢の使用する槍。長さは6尺(約182cm)ほどで、柄の部分は鋼鉄製。穂の根元部分には、家紋が彫られている。
『大地』の属性を持ち、通常の槍よりも硬く、所持者の防御力を上げる効果も備えている。
また、精神を集中することで足場を固めたり、砂場にするなど変化させることも出来る。
この効果は、石畳のような人工の地形でも使用可能である。

朗月(ろうげつ)
摩耶が所有する光属性の小太刀。
刀身は常にぼんやりと光っている。明るさの調節も可能で、目くらましに使用することも出来るらしい。
使いこなせばアンデッドの類に対して絶大な効果を発揮し、実体のない霊すら滅ぼすことも出来る。

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