正しい投げ方の角度
正しい握り方
回転がかかりにくい
正しい投げ方
ブーメランの握り方は基本的に2種類ある。五本の指でブーメランを巻きつける方法(フルグリップ)。親指と人差し指でブーメランをはさむようにして持つ方法(ピンチグリップ)。ブーメランの構え方は2枚翼のどちらを持ってもよい。ほとんどは、先端翼(リードウィング)を持ち、肩越しがVになるように構える(リフティング.アームスローともいう)大きく旋回し、速いスピンをブーメランに与えることができる。また、先端翼が方の後ろにくる後続翼を持つ方法(ディングル.アームスロー)は、前向きの強い力を与えるのでリフティング.アームスローよりも距離が出る。
表を上にしてそれぞれの翼をほんの少し上にそらす(上反角はフラットかもしくは2、3mm上にそらす)
競技ブーメランの投げ方ビデオ-2
(オージーラウンド) 距離30〜50M
ブーメランの投げ方のポイントは、@ブーメランの平らな面が外側に来るように構える(左利きは対称になる)。Aブーメランを30度傾けて縦に投げる。ブーメランが高く上がりすぎたら、もう少し垂直に近くなるように。上がらず地面に落ちてしまうなら30度よりも少し水平に近く投げる。B風の吹いてくる向きに対して右45度の角度に投げる。D目の高さに向けて投げる(目よりも高くも低くもなく)。これらの原則を守れば、確実にブーメランは自分のもとに戻ってくる。
風向きと飛行パターン
×
○
そして、もうひとつの重要なポイントが風。風上を12時として2時の方角を向く。つまり自分の左頬に風を感じてブーメランを投げる。左図はよくない例で、投げる方向を修正して投げる。
悪い例
×
急上昇し急落下する(危険)
上昇せず途中で墜落する
ブーメランを投げるとき水平に投げるとブーメランは戻ってこない。これぐらいでいいのだろうかと思うくらい縦にして投げてみよう。縦に回転していくブーメランが次第に水平になり戻ってきます。
約30度
競技ブーメランの投げ方ビデオ-1
(ファーストキャッチ) 距離20〜25M
紙ブーメランを上手に自分の手元に戻すには、調整(チューニング)が大切です。紙ブーメランはチューニングで決まってしまうといってもいいでしょう。チューニングはフラップ(翼の折り曲げ)と上反角(翼の反らし)のコンビでおこないます。たとえばフラップの角度がきつすぎると空気の抵抗を強くうけてしまい回転が落ちてしまいます。翼が上に反りすぎると上へ舞い上がってしまいます。ちょうど手元に戻るように飛ばしながら微調整します。
手首のスナップを使ってブーメランに回転をつける(注)上に投げない、頭の高さにまっすぐ投げる。
紙ブーメランのチューニング
それぞれの翼を30度程度山折にしてフラップをつくる(左利きの人はフラップは反対側に)
平らな面
ディングルアームスロー
リフティングアームスロー
フルグリップ
ピンチグリップ