☆2007全日本選手権ロード・エリート☆


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○エリート

  ・開催日時:2007年6月24日 10:30スタート
  ・開催場所:大分県日田市上津江町 オートポリス
  ・周回:サーキット 4.7km×25周回=117.5km
  ・天候:濃霧,雨


 エリートのレース前はさらに雨足が強くなりました.
 あいかわらずの濃霧ですが,あまり寒くないのが救いです.

 朝の段階ではサーキット内のコース35周の予定でしたが,レース前に30周に変更です.


 こんな状況の中,スタートです.

 ローリング中に土井(スキルシマノ)の機材交換あり,復帰を待ってのスタートとなりました.

 序盤飛び出したのは土井,広瀬(愛三工業レーシングチーム),福島兄(NIPPO梅丹エキップアサダ),清水(NIPPO梅丹エキップアサダ)の4選手.

 良い選手の逃げになったが,広瀬が間もなく遅れてしまいしばらくは3人の逃げ.


 清水も遅れたあとは土井,福島(兄)が集団から数十秒差ながら逃げを続ける.

 8周目あたりでひじょうに激しい雨になり,ごらんの通り.
 雨・風・霧で反対側にいる補給スタッフは大変です.


 集団の前を引くのは盛(愛三工業レーシングチーム).
 逃げに乗れていないチームにとっては引くしかありませんね.

 その後ろは,NIPPO梅丹エキップアサダの選手が固めています.


 2人の逃げはその後5周ほど続きましたが,福島(兄)が遅れ土井の一人旅に.
 快調な走りでしたが,それも長くは続きませんでした.

 まだ昼時だというのに,辺りは夕方のような薄暗さです.


 逃げグループの吸収でレースは振り出しに!

 集団はだいぶ小さくなりましたが,まだ25〜30人ほどが残っています.


 集団前方では,NIPPO梅丹エキップアサダやスキルシマノの選手の動きが出てきました.



 そんな中,目の前の上りを軽やかに走っていく選手がいました.
 NIPPO梅丹エキップアサダの新城です.

 一番キツイ上りなのに余裕の走りでした!

 一緒に見ていた幸平くんと「いつまで逃げれるかな?」と話していたのですが,レース途中で周回数が30周から25周に変更されていたようです.
 すでに残りは数周になっていました.

 アナウンスが聞こえない場所だったので全く知らずに観戦していたようです.


 集団は大きく2つにわかれ,追走集団はNIPPO梅丹エキップアサダの宮澤と中島,スキルシマノの野寺・狩野,鈴木(チームミヤタ),真鍋(チーム・ニッポ・コルナゴ)の6選手になりました.

 新城が逃げているNIPPO梅丹エキップアサダは宮澤の動きが良く,2選手が残ったスキルシマノは動けずじまい.


 スルスルと逃げた新城の走りは快調そのもので,あっというまに2分以上の差になりました.



 最終的には2分17秒という大差をつけて新城が独走で優勝!
 間違いなく一番強かった選手でした!!

 2位には野寺が入ったものの,NIPPO梅丹エキップアサダは3位,4位に宮澤・中島が入り強さを見せ付けました.

 スキルシマノがもう少し対抗できるのではないかと思っていたのですが・・・・・

 表彰式のときはレンズが曇ってしまい,風呂上りみたいな写真になってしまいました!!

 追走集団に残った真鍋選手.
 もちろん力がある選手なのですが,チームメイトなしの単独でここまで残れるとは!!
 多くの有力選手が脱落した今回のレースで何故最後まで展開に残れるのか?
 特に若手選手には多くを学んで欲しいものです.

 若手選手が上位でゴールしているのは嬉しいですね.

 <エリート結果>
  優勝 新城(NIPPO梅丹エキップアサダ) 3:03'10"
  2位 野寺(スキルシマノ) +2'17"
  3位 宮澤(NIPPO梅丹エキップアサダ) +2'17"
  4位 中島(NIPPO梅丹エキップアサダ) +2'18"
  5位 鈴木(チームミヤタ) +2'26"
  6位 真鍋(チーム・ニッポ・コルナゴ) +2'28"



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