☆2007全日本選手権ロード・女子☆


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○女子

  ・開催日時:2007年6月24日 8:00スタート
  ・開催場所:大分県日田市上津江町 オートポリス
  ・周回:サーキット 4.7km×12周回=56.4km
  ・天候:濃霧,雨


 スタートの10分前,コース脇で出番を待つ女子選手は風雨にさらされていました.
 今にもスタート付近のテントが飛びそうなほどです.
 そして昨日にも増して濃くなった霧.

 今日のレースもサーキット内のコースのみに変更です.


 スタートを待つ選手.

 一番手前には9連勝中の沖選手(MENIKINI-SELLAITALIA-GYSKO)の姿が見えます.
 すごく集中しています!

 12周回と短いレースですが,悪天候がどう影響するのでしょうか?

 こういうコンディションではシクロクロス選手の豊岡や真下(Global Racing Team)も力を発揮しそうです.


 ローリングスタートを終えた2周目.
 先頭集団はまだ大きなままです.

 集団前方には沖,豊岡,真下に加え,山口(Team Masahiko Mifune.com)や酒井(テスタッチレーシング),山島(サイクルベースあさひレーシング)などの姿があります.

 その後方では落車発生!


 スミタラバネロパールイズミの西選手が起き上がれず,そのまま収容されてしまいました.
 女子レースでは展開を握る選手だけに残念でした.

 濃霧の中,一歩間違えれば関係車両に轢かれそうな状況です.


 さらに集団の横を走行中のモーターバイクが滑って,コース脇の縁石に乗り上げ場外へ!!!
 いきなりひっくり返ったので,こちらもびっくりデス.

 大会関係者にとっても,必死のレースになってきました.


 集団内で多少の動きがあり少しづつ人数が減るものの,集団には10人ほどの選手がいます.
 鉢谷(作新学院高校)はジュニアの選手のようなのですが,チギレそうになりながらも必死で集団についています.


 そんな中,沖,豊岡,真下,山口の4選手が抜け出しました.

 しかし悪天候のためか,思ったよりペースがあがらないようです.



 先頭集団で動きの目立った豊岡.

 しかし,抜け出すことはできず.


 沖,豊岡の揺さぶりに素早く反応する真下,山口.

 結局,4人のままゴールへ.


 4人のゴールスプリントは沖に軍配があがりました.
 何と10連覇です!!

 10連覇と言えば中野浩一氏の世界スプリントを思い出します.
 世界と国内の違いはあるものの,どちらも素晴らしい記録ですね!!

 トップの走りを見ることはもちろん重要なのですが,後方に取り残された選手の中には印象に残った選手がいます.

 5位に入った智野選手(キナンCCD),前半積極的な走りだった山島選手(サイクルベースあさひ),ジュニアの針谷選手(作新学院高校)など.
 トップ選手とはレベル差があるものの,これからの活躍に期待したいです.

 <女子結果>
  優勝 沖(MENIKINI-SELLAITALIA-GYSKO) 1:47'04"
  2位 豊岡(−) +0"
  3位 真下(Global Racing Team) +0"
  4位 山口(Team Masahiko Mifune.com) +0"
  5位 智野(キナンCCD) +1'37"
  6位 牧瀬(Team BRENDX) +1'38"



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