☆2007全日本選手権ロード・U23☆


トップページに戻る


○U23

  ・開催日時:2007年6月23日 12:00スタート
  ・開催場所:大分県日田市上津江町 オートポリス
  ・周回:サーキット 4.7km×30周回=141km
  ・天候:濃霧,雨



 12時のスタート前になってもかなりの霧.

 午前中のジュニアの時よりも視界が悪いです!


 コース脇の草地は水分たっぷりで歩くのも一苦労.

 目の前を通過する集団も霧でぼんやりするほどです.

 ローリング後には5名ほどの選手が飛び出し,戦いの火蓋が切られました.


 そうこうしているうちに大集団から2名の若手MTB選手が抜け出し,先頭グループにドッキング.
 先に飛び出した2選手が遅れたものの,再び5選手の逃げとなりました.

 メンバーは長沼(ブリヂストンアンカー),大庭(日本大学),伊藤(鹿屋体育大学),竹之内(マルコポーロサイクリングチームジャパン),小野寺(マルコポーロサイクリングチームジャパン).

 生きの良いマルコポーロの選手が二人入っており,どんな展開になるのかひじょうに興味あるところ.


 1分半ほど遅れた大集団からは日大やミヤタの選手が少し抜け出るも,勢いは今一つ.

 石井(立命館大学)なども集団の前に出るが,結局大きな集団で5選手を追いかける展開のまま.


 注目のMTB選手,山本(ダイハツ・ボンシャンス飯田)も大集団の中.


 集団はあいかわらず大人数のまま.

 畑中(ブリヂストンアンカー),森山(ニッポコーポレーション・コルナゴ)なども,もちろんこの中に残っています.



 多少の動きがあるものの,中盤になっても5人の逃げ集団はかわらず.

 しかし引ける選手が限られているので,少しづつ大集団との距離が縮まってきました.


 数周後,大集団から10名弱の選手が抜け出し,かなりの勢いで目の前の下りを通り過ぎていきました.

 この中には山本も入っており前の集団と合流できるかと思った矢先,その先のハイスピードの右コーナーで先頭選手が落車し数人が巻き込まれていました.
 誰が落車したのかは良く判りませんでしたが,大集団が通過したあとかなり経ってから走りだしたのは山本.

 しかし,次の周回には大集団に復帰していました.
 あっというまに集団に戻ったのでびっくりです.

 落車で大きく遅れてしまうとそのままやめてしまう選手が多いのですが,大きく遅れても自力で追いつける選手は力がありますね.

 前半から逃げた5人の集団は後半バラけ,大集団から抜け出した学生と共に新たな4人の先頭集団ができました.

 入れ替わりの激しい中,集団から抜け出した村上(鹿屋体育大学),守澤(明治大学),そして前半から逃げ続けかなり脚を使っている伊藤(鹿屋体育大学),大庭(日本大学).


 終盤になっても集団はかなり大きいです.



 集団前方では最後の望みをかけた動きがありましたが,大きな動きにはなりません.


 最後は村上,守澤のゴール勝負.
 かなり際どいゴールスプリントで,村上を追い上げた守澤が50mほど手前で先行!
 そのままゴールかと思ったら,その横で村上が再度踏み込み!
 どっち!?

 あまりに際どい勝負で,すぐに判定が出ませんでした.

 (←)寸差で勝ったのは鹿屋体育大学の村上選手.

 ゴール勝負では少し遅れてしまったが,3位になった伊藤選手は前半からの逃げに乗った選手.
 かなり脚を使ったと思うけど,良い走りをしていましたよ!

 U23は学生が上位を占めました.
 大学生強し!

 実業団選手,負けていられませんよ!!

 <U23結果>
  優勝 村上(鹿屋体育大学) 3:42'13"
  2位 守澤(明治大学) +0"
  3位 伊藤(鹿屋体育大学) +3"
  4位 大庭(日本大学) +46"
  5位 島田(法政大学) +1'57"
  6位 後藤(日本大学) +1'59"



トップページに戻る

Copyright (c) 2007 Yuichi SAWADA. All rights reserved.