ボーイズ・エコー・宝塚による「星物語」の25年ぶりの復活に、創唱者の岩田浩一さんから、メッセージのメールをいただきました。団員の少年たちにとって最高のプレゼントになります。


(前略)さて、ボーイズ・エコー宝塚の皆さんが、星物語を合唱曲としてどのように歌われるのか、大変興味があります。もし録音が可能でしたら是非お聞かせ願えればと思います。

 団員の皆さんに激励のメッセージを贈って差し上げたいところですが、あまり気の利いた言葉をつむぐことができませんで申し訳ありません。「がんばってください」と、月並みなメッセージでご勘弁ください。

 BMの歌唱は「元気よく」が基本だったような気がしますが、この歌や「いなずまロック」などは、ちょっと大人っぽい曲調で、それなりに意識して歌った覚えがあります。現在の歌謡曲と比較すると、素直で素朴で、いい意味で少年っぽい歌になっているような気がします。

 当時の自分の歌唱力は、現在の団員のみなさんのそれとは比べようもないほどお粗末で、創唱者からのメッセージなんて、おこがましいったらありゃしないといったところです(汗)

 また、当時は「宇宙戦艦ヤマト」やなどのSFアニメが大ブームで、「星物語」のSF的な世界観やPVに用いられたセットやSFX(今の技術と比較すると、とてもプリミティブなものでしたが)が、メンバーの中でとても好評だったと記憶しております。

 まだ宇宙や科学などに夢があり、光が満ち溢れていた時代でしたね。団員の皆さんには、そういった「夢」や「光」の部分を忘れないように、大人になって欲しいものです。