北村協一先生追悼

 本ホームページの掲示板に、北村協一先生がご逝去された平成18(2006)年3月13日直後、メッセージが書き込まれました。その当時とは掲示板も変わったので、埋もれてしまっていましたが、ビクター少年合唱隊やTOKYO FM 合唱団のOBの方々が、どんな思いをもっておられたかわかります。

ありがとうございます  投稿者:元VBC隊員  投稿日: 3月15日(水)22時03分19秒
 一昨日、ビクター少年合唱隊の指揮を執られていた北村協一先生が逝去され、昔の思い出を辿っているうちにこちらの掲示板に辿り着きました。子供の時から本当にお世話になった方なので、ずっと気持ちの整理がつかないで困っております。
 「過ぎゆく時と友だち」ですが、私もバックコーラスにてレコーディングに参加致しました。ビクタースタジオでの録音が、いつもの2枚組のレコードとは全く違った時間のかけ方、作り込みの仕方をしていたことをはっきりと覚えております。河村卓也、久世基弘、日向理、それぞれのキャリアの中で最も声が伸びていたことは子供の私にも明らかでしたし、何か全然違う表現の世界に触れ、皆興奮していたようにも思います。日本のボーイソプラノの1つの到達点に、私は居合わせていたのですね。
 CD化の実現は、北村先生をはじめとして、少年合唱の発展に寄与されてきた多くの方のお仕事をもう一度世に問う大事な運動だと思います。天国の北村先生に良い報告が出来るよう願いつつ、運動の前進をお祈りいたします。
お久しぶりです。  投稿者:HAJIME  投稿日: 3月16日(木)14時53分16秒
 館長様、お久しぶりです。お元気ですか?
 北村先生の訃報、先ほど母から電話で聞きまして、大変ショックを受けております。
 大好きだった先生が・・・。
団員当時から「おじいちゃん」的なイメージが強く、子供ながらに「死んじゃったらどうしよう・・・。」なんて縁起でもない事を常に考えていた先生が、とうとう・・・。
手の震えは止まりません。
 今、私はNYのブロードウェイにて修行中です。先生の感謝への気持ちを弔いの想いを込めて、よりいっそう努力することが、先生への恩返しになると信じ、頑張る次第です。
「貴賓室」で述べさせて頂いたとおり、彼の指導なしには、TFBCなしには、今の僕は居ないのですから。


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