海辺のフォトグラフィー
まだ助手をしていた頃、休みの日や、仕事の早く終わった日に、逗子や鎌倉の海に写真を撮りによく行きました。
将来自分はプロとしてちゃんとやっていけるんだろうかと期待より不安が少し大きかった頃のことです。波打ち際で
遊ぶ人たちを勝手にモデルに見立てて架空の仕事をしている気分になっていたこともあったような気がします。仕事
として写真を撮るようなってから年に数回短い旅を繰り返すようになりましたが海辺の街に立ち寄ることが多いのは
その頃海のそばで写真を撮るのが好きになったからかもしれません。
初めて海辺で写真を撮ったのは中学の卒業式の数日後、離ればなれになる級友と行った鎌倉由比ヶ浜だったかなと
思い当時のネガを探し出しプリントしてみました。そこには今回の写真展のルーツのようなものがありました。
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