特設:国鉄72系電車

その1 Bトレ付属シールの車番調査 (白の物のみ)

その2 Bトレで作る御殿場線風72系電車
 基本的にBトレのパーツを活用して、一見それらしければ良いというお気楽仕様なので、細かいことが気になる人にはお勧めしません。
制作では、シールにある番号の車両を優先して組んでいます。


クモハ73024

 1963年に吹田工場で近代化改造された車両。第1次近代化改造車の1両であり、御殿場線配属でシールに車番のある物では、73035・73037・73170が同じ吹田工場で改造されている。
クモハ73近代化改造車を素組。
前面は方向幕のない物を選択。
方向幕付き前面をつけると73114になります。
73035は引き込み線等が露出しており、前面イメージが違います。

クモハ73114

 1965年に鷹取工場で近代化改造された車両。第2次近代化改造車であり、上記の73204と異なり方向幕が取り付けられている。 
クモハ73近代化改造車を素組。
前面は方向幕のある物を選択。

クモハ73064

 最終配置時に唯一残っていた原形クモハだそうです。前配置は津田沼区なので茶塗りでもOKかな?
前面はクハ79付属の79300偶数車の物を利用。
側板はクモハ73-600の物。
屋根は中間車よりモハ72用を利用。
ガラスはクハ79の物。
制作予定
クモハ73359

 1963年に吹田工場で近代化改造を受けたはずなのに、何故かシル/ヘッダーが付いている摩訶不思議な変形車です。
クモハ73近代化改造車を原型にシル/ヘッダーを追加工作。
シールはありません。

モハ72145

 モハ63を改造してモハ72に改番した中間電動車。
中間車をモハ仕様で素組。
番号から推測するに73142と73148も類似形態。

クハ79301

 1954年以降に新製された300番台車の1両。東急車輌製。
前面はクハ79付属の79301奇数車の物を利用。
側板および屋根はクハ79の物。
ガラスはクモハ73-600の物。

クハ79389

 前照灯が埋込式になった1956年以降のタイプです。

前面はクハ79標準の物を利用。
側板および屋根はクハ79の物。
ガラスはクモハ73-600の物。

サハ78106

 実車資料が乏しく詳細不明。番号から推測するに、戦後製造された63形の1両と思われる。
 実は御殿場線最終配置のサハ78のなかでは唯一、Bトレサハ78素組でよい車両と思われるのだが……
中間車をサハ仕様で素組。
シールはありません。

サハ78451

 御殿場名物(?)便所付きのロクサンです。これがないと御殿場線72系編成になりません。
車体は中間車の物をサハとして組んで加工。
側板および妻板の各1カ所を窓埋め。
多分、埋めるのはこの場所で良いはず……
制作予定


制作予定



その3 72系の編成の仕方(御殿場線編)

 御殿場線の場合、沼津側から「pクモハ(偶数番号車)−サハ−モハp-クハ」若しくは、「pクモハ(偶数番号車)−サハ−サハ-クモハ(奇数番号車)p」となります。
車両の向きは基本的に奇数向きになります。例外は、クモハの偶数車およびサハの一部です。編成の表記にある「p」の表示はパンタグラフの向きを示しています。