Bトレイン改造の車両たち

国鉄 クハ68タイプ (飯田タイプ試作)
クハ68形

 実車は、戦前製3扉セミクロスシート車の代表形式で、51系に属します。同形式は製造時期の関係から、前面は丸みを帯びた半流線型で作られています。た だし、別形式から改造された車も多く有るので、切妻な車両もあります。
 
・形態上の相違
 
実のところBトレサイズにすると本来のクハ68と42系クハ55の改造車の区別が付かなくなったりします。実車は扉間の窓が6枚と5枚で 区別できますが、Bトレだと窓数が同じ4枚になると思われるからです。
改造データ
・改造原型
クハ79横須賀色
・改造に必要なパーツ クハ79横須賀色本体・モハ71窓ガラス(作例はモハ70を使用)
グリーンマックス クハ68(半流)キット(ただし前面及び屋根・窓のみ有ればよい)
GMカラー「青15号」「クリーム1号」ほか
・改造難易度
★★★☆☆
・作業内容
屋根の加工(前後を切り接ぎ)及び再塗装・車 体及び窓パーツの加工
・コメント
 Bトレで戦前形旧形国電を作成出来ないかと試作した車両です。クハ79の車体にモハ70の 窓を組み合わせています。
 車体の改造は、乗務員扉前の前面パーツをはめ込む部分を削っています。後妻板を屋根に合わせて削っています。そして同じように削ったGM製の前面を取り 付けてます。
 次に窓パーツですが、この試作ではモハ70横須賀色のを用いていますが、実はこのままだと後ろの戸袋窓が明らかにエラーになります。今回はそれらしくな るか自体が目的だったので、そのまま組み立てましたが、次回以降では改良したいところです。
 屋根はBトレの物の前後に、GMの屋根を切り継いでいます。ヘッドライトはクハ79のもを利用しています。
 塗装は、実は前面と屋根だけしか塗装してません。試作車両だけに簡略化出来るところは簡略化しまくった結果です。