地下鉄のザジ
ルイ・マル監督原作:レーモン・クノー 1959年発行のベストセラー小説 映画のスタートのタイトルバックからスピード感がある。一点に向かって突入していく。 電車の音と口笛で奏でるメロディのファーストシーンが しゃれている。 これが最後の場面ではパリから遠ざかりながら ジャズの演奏が入っている。さすが死刑台のエレベーター(マイルスの音楽で有名)の監督だ。音楽の使い方がうまい 駅で出迎える一団 母親は、男に抱きついて娘を預けてさっさと姿を消す。
そう2日間のドラマがスタートする。バスター・キートンやチャップリン映画のようにひたすらドタバタを
繰り広げる。女の子(ザジ)は、地下鉄に乗るのが夢だったが、残念ながらが地下鉄はスト中。 交通混乱の中をタクシーを使ってパリの町を走り回って繰り広げるドタバタ。地下鉄や街路・橋を駆け抜けていく。 画面の転回の速さとアイデアの面白さが抜群だ。 ザジの夢と現実が映画の中で溶け合っていく。 シュールレアリズムによって世界を認識する。世界がどんな風に見えているのか? 慌てふためく大人に 追いかけられながら街を駆け抜けていく。エッフェル塔でのガブリエルが最高だ。 この映画を,高校生の時にテレビの放映で見た1965年だと思う。非常に感激して周りの友達に話したが あまり反応が無かったし、当時のゴダール映画のように映画評に登場することも無かった。 そう、スクリーンの中は夢 2001年になって、パリにアメリが登場して映画の伝統が脈々と流れているのを感じた。 |
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