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好奇心

監督=ルイ・マル

舞台は1954年の春 パリ 裕福な婦人科医の3人兄弟 思春期=十五才の末っ子が 母親への屈折した愛に悩んでいる
金持ちのガキのいたづら 特に食事のシーンはいらいらさせられる。
学校でも 教会の教えを中心にした古さに反抗心を持っている。

ドラマの中盤までで。ほとんど失敗作かと 思っていたら。息子が病気になって保養所のホテルへ二人で出かけるところから 急に面白くなってくる。
何しろこの母親(イタリア人)が、チャーミングで画面に多く出て来てから 俄然面白い。息子と二人のホテルへ愛人を呼んで。愛人との関係を息子に慰められるかわいい女だ。 息子との関係さえ嫌らしさを感じさせない。
音楽はチャーリー・パーカー ディージー・ガレスビー シドニー・ベシェと 当時の 最高のジャズ ビバップが一番乗っていた頃のいい音ですばらしい。
息子の部屋に貼っている写真が気になった。 ボリス・ヴィアンだと思うが、いいポートレートだ。
「墓につばをかける」を 主人公が読むシーンが 50年代の時代を感じさせる。
ジャズを聞くには「死刑台のエレベーター」よりもこちらだ。選曲のセンスは抜群


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同じ、ルイ・マルの映画で子供を主人公にしている作品でも、女の子を描くとこんなに元気だ。
地下鉄のザジ
マルの自叙伝とも言われる作品、最後にマル自身の言葉でこの日を決して忘れないと。ナチの犠牲者になった友を悼んでいる。
さよなら子供たち
マルは、映画学校を卒業後すぐに監督としてのスタートを切った。そして晩年には、フランスに戻って心に残る作品を 作った。
マルの生涯