山縣洋建築設計事務所
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敷地は鎌倉の由緒ある神社に隣接している。大きな屋敷の跡地は 4区画に分割され、一番奥まった旗竿状敷地に家族5人のための住宅を計画した。13mの長さのある敷地の竿の部分にスチール製のパーゴラを作り、人を導き入れるようなアプローチとした。パーゴラは大きな樹木が残された西の隣地側に向かって開くようにデザインした。アプローチに続く階段室は広い空間となっていて、この空間を利用してイベントが催されることを想定している。家族のための住宅部分は限られたスペースになるべくコンパクトに設計したが、2階の空間はゆったりした天井高さとロフトをもち、大型のスクリーンが設置され、映画の上映会も行うことができる。
神社→アプローチ→階段室→住宅というように段階的に空間が変化し、住宅と周辺環境がゆるやかにつながる状態を目指した。https://esse-online.jp/articles/-/8776

 
 
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