敷地は約140坪の北と西が道路に接する角地。北側は道路を挟んで寺院があり、東側は記念樹がある公園、南側は駐車場に面し、開けたゆったりとしたスケールの周辺環境。建築主は定年退職を迎え、リタイア後にゆっくり暮らすための約20坪の小さい住まいを望まれた。
寺院の屋根に呼応するように方形の小さな屋根がポツンとある。この単純な構成の中に、2種類の自然光が存在する空間を生み出すよう設計した。トップライトから落ちてくる光と、地面にバウンドして上がってくる間接光。これらの光が季節や天気により変化し、豊かな場所を生み出している。
https://www.japan-architects.com/ja/architecture-news/zhu-zhai/wo-house-yo-yamagata
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