山縣洋建築設計事務所
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敷地は2区画分の宅地であり、区画間には約80cmのレベル差があった。上手の宅地には住居部分を配し、下手の宅地に向けて突き出した床をパティオとした。パティオには直径6mの穴が開いており、下手の宅地の地面から盛り上がった土が顔を覗かせている。この独特な空間性をもった庭をつくることをテーマとし、建物やアプローチなどをこの浮上した中庭をめぐって計画していった。
   
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