上賀茂神社で行われた斎王代の禊神事。これも葵祭の前儀式です。 で、この日は場所取りのため、3時間ほど前から待ってました。斎王代の真正面の場所は報道席と関係者席になっていて、一般のアマチュアカメラマンは、斜めからの、しかもかなり限られたスペースからの撮影となりました。いつものことですが、早々に集まったカメラマンはほぼ同じメンバー。たっぷりある待ち時間に、けっこう話も弾み、退屈せずにすみました。 一般人には、この日がはじめて今年の斎王代を間近に見れる日なので、みんな、「今年はどんな人かな」と噂もしきり。盛り上がったのは、禊をする明神川の向こう側の関係者席に座っている着物姿の女性が「去年の斎王代かどうか」 着ているものも化粧も違うので、わからないみたいです。斎王代の最後の仕事は曲水の宴。そのときの画像をデジカメに持っていたおじさんに、「どうや、おんなじ顔か?」と聞かれるのですが・・・わからん・・・議論が白熱したところで、古参の方の「斎王代をやった次の年は、たいていああいう綺麗な着物を着てくるんだよ。そのうち段々普通になっていくんだ」・・・という意見で、「去年の斎王代だ」・・・という結論に落ち着きました。・・・待ってる時間って暇なんよ。 ※この前儀式は、上賀茂神社ならの小川と下鴨神社御手洗川にて、毎年交代で行われます。 撮影メモ: 斎王代御禊(さいおうだいぎょけい)(斎王代禊の儀)【 葵祭 前儀 】隔年で上賀茂神社と下鴨神社にて午前10時〜 上賀茂神社の場合:ならの小川は自然風景的なので絵になるのですが、対岸からの「撮れる場所」がかなり限定されます。手を川につけた後、橋殿で斎王代が厄除けの小さな木の人形に息を吹きかけ川に落とすのも、見所です。 また、一の鳥居から参道をあるく女人列は見応え充分で、ぜひ撮っておきたい光景です。 下鴨神社の場合:こちらの御手洗川は撮れる場所も多少広めです。ただ、川岸の石段は報道席と関係者席になるので、一般見学者は石段を上った所か、その横からの撮影となります。早い時間からの場所取りは必須。ただし、ここを撮るとなると、参道の女人行列は撮れません。(開始時には、人が多くて動けない状態になります) このページのコメントは2006年撮影時のものですが、画像は2008年にデジカメCANON EOS30Dで撮影した一覧用JPGを縮小したものに差し替えました。(RAWあり) 他に、下鴨神社で2009年撮影のEOS5DのRAWデーター有り |