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東北・仙台 桜と梅の花見と美術館  

 全日空のふるさと割引切符を購入。
行ったことない東北の春を仙台でと花見の計画をしました。
花の満開を狙っって、3月のはじめに申し込むので時期と天候が問題です。
満開の時期はばっちりだったんですが。如何せんお天気がイマイチでした。
土曜日は曇り空でヤッともちました。
日曜日は土砂降りの雨、宮城美術館に棟方志功展と佐藤忠良の彫刻を半日かけてじっくり鑑賞してきました。

伊丹から一時間とちょっとで仙台空港です。
飛行機代もそれなりに割引切符を利用すると
世界が広がります。
今回はふるさと切符を利用しました。
仙台空港のこけしの展示です。
仙台は東北の要の都市で空港も大きかった。
今回は山はあきらめて観光と花見をしました。
空港から観光バスございん号を利用しました。
ございんとはようこそいらっしゃい
という意味です。
まずは塩釜マリンゲートから
遊覧船に乗りました。
この船見た目はカッコいいけど
二階と三階は別料金なんです。
ど演歌が流れていました。
お天気が悪いのと
ガラス越しの撮影なんで霞んで見えます。
日本三景の松原なんですが。
海が汚れている〜〜〜
内海なんで自然の回復力がないそうです。
これでもここ10年でましになったそうです。
おもしろい形の仁王島です。
小さな島が260ぐらいあるそうで
それぞれにみな名前が付いています。
島には常緑の松があります。
緑と島の白がきれいなコントラストになっています。
必ず波の浸食で穴があいています。
一時間ほどで松島に着きました。
松島に着くと専門のガイドさんがいます。
ボランティアの方と思ったら
ちゃんとガイド料がいるそうです。
五大堂からはじまったんですが、
ガイドさんの説明が今ひとつわからないうちに終って、
この写真は観欄亭の大きな木です。
ここから松島に浮ぶ島と月を眺めたそうです。
伊達の殿様は金箔がお好きなようでした。
普通は床の間には軸がかかるのですが。
一枚の大きな絵になってます。
額は「雨奇晴好」
と書いてあるそうです。
ここが歌にうたわれた瑞巌寺です。
もんから一直線にお寺まで延びています。
左右は松の木です。
後を見ると海が見えるんです。
階段がないお寺です。
お寺のお坊さんが修行した洞窟です。
仏さんも掘ってありました。
西国三十三カ寺の観音さんが祀ってあり
ここを通ると一度のお参りできるそうです。
お寺の中のふすまや天井は素晴らしかった
ガイドさんの説明で回りました。
撮影禁止です。
お寺の裏の枝垂桜です。
大きな圧倒される大きさでした。
まさに満開でした。
庭の臥竜梅の紅です。
ちょうど見頃でした。
八重の梅で実が6,7個ずつなるそうです。
本当に竜が臥しているようです。
白もこうしてみると竜のようでしょう。
きれいな花でした。
仙台も国体とワールドカップサッカーのおかげで
高速道路ができたそうです。

魚市場で食べた大なべ一杯の何でも汁は
塩味でとてもおいしかった。
松島から仙台市内にはいって
青葉城に行きました。
青葉城はお城はなく
城跡と伊達政宗の像があるだけです。
枝垂桜も満開です。
市内を走っていても桜は満開でちょうど見頃です。
じょうぜん通りや青葉通りのケヤキは
ちょうど新芽が出たところでした。
青葉城址の石垣は大修理中でした。
青葉城址からまいた仙台の街です。
100万都市です。
大学の多い町だそうです。
お花見でも若い人が多かった。
東南アジアの外国人も結構多かった。
明日が雨模様の天気予報のため西公園に
夜桜見物に出かけました。
あいているブルーシートでゆっくりしました。
誰も何もいいませんでした。

夕食は牛タン定食1000円です。
塩味牛タンとテールスープと麦飯と漬物が定番です。
噛み応えがあったけどおいしかったです。
にぎりすしも新鮮でおいしかった。
食べものがグッドです。

  二日目はジャジャやぶりの雨で宮城県立美術館へ直行しました。
    お花見はあきらめて半日ゆっくり鑑賞しました。
   棟方志功展です。彼の生誕100年にあたるそうで、大きな展覧会でした。
  版画ばかりと思っていたのですが。ひまわりはじめ油絵もたくさん展示されていました。
 素晴らしい作品に圧倒されて一度出てもう一度回りました。
  同時に「佐藤忠良」さんの彫刻展もあり、初めてだったのでゆっくり眺めました。
 昔子どもの大きな蕪の絵と描いておられたのでその原画もありました。いいですね。

お天気に恵まれませんでしたが、なっとくのお花見と美術館鑑賞でした。


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