◆ マジック・ヘッド(全3サイズ)は、軽量で柔軟なコーンヘッドで、小型ストリーマー、ゾンカー、リーチ、ニンフ、エッグフライから大型のソルトウォーター用フライまで使う事ができるユニークなマテリアルです。マジック・ヘッド(全3サイズ)を取り付けて巻いたストリーマーは、マジック・ヘッド(全3サイズ)を後方に折り返す事で、通常のストリーマーの直線的なアクションをして泳ぎ、マジック・ヘッド(全3サイズ)を前方にしてリトリーブすれば、マジック・ヘッド(全3サイズ)が水の抵抗を受けて、クランクベイトのように不規則に揺れる魅力的な動き“ウィグリング”も演出できます。またマジック・ヘッド(全3サイズ)を後方に折り返す事で、フライのアイの部分に被せてアイを保護したり、ヘッドにボリュームが生まれより大きなプロフィールを作り出します。一方、マジック・ヘッド(全3サイズ)を逆向きにすればこれまでにも類似の試みはされてきましたが、フライの回転が難点でした。しかし、マジック・ヘッド(全3サイズ)は、素材に柔軟性もあり、フライはずっと回転しずらくなりました。マジック・ヘッドのサイズは、(S・M・L)の全3サイズです。ご注文の際にはサイズ(S・M・L)をお選びください。
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マジック・ヘッド(全3サイズ) |
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下の画像では分かりにくいのですが、10mmのアーティキュレイテッド・フィッシュスパインを2本連結して、フロントのハンドメイドのワイヤーシャンクとの合計3本から作られた手の込んだフェザージグです。フロントのワイヤーシャンクだけは、オモリに使うタングステンのシンカー(バス用)を通すために手作りしています。
タングステンのシンカーを使う理由はLサイズのマジックヘッド(R13)の中に収納できる大きさで最も重たいシンカ−を使いたいからです。鉛のシンカーではタングステンの半分の重さしかありません。
3本のシャンクには、それぞれヘアーライン社のラビットストリップ(全43色)を、ハックルのように巻き付けています。ヘアーライン社のマテリアル・クランプ(ラージ)で挟んでおいたラビットストリップのファイバー部分を2本のユニ社の#3/0・スレッド(ワックス付き)の間に挟み込み、スレッドをダビング・ツイスタ−で撚ってからシャンクに巻いています。なおラビットストリップの皮の部分は、マテリアル・クランプ(ラ−ジ)で挟んだ後に全てカットします。ボディ部分を簡単に作りたい場合は、ラビットストリップの代わりにヤミー(全7色)などのシンセティック・ハックルを3本のシャンクにそれぞれ巻いて作る事もできます。
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(1)最初にマジック・ヘッド(Lサイズ)をスレッドでフック(TMC811S #2/0)にしっかりと固定します。スレッドにはユニ社のモノ・スレッド(クリアー:M)を使いました。 |
(2)次にテールおよびボディとなるエンリコ社のEPファイバー(ホワイト)を適量取り付けます。EPファイバーは少量でもボリュームが出し易く最適なマテリアルです。 |
(3)エンリコ社のEPファイバー(ホワイト)の上にフラットで透明なヘアーライン社のアイスアブー(クリアー)を少量取り付けます。 |
(4)ヘアーライン社のアイスアブー(クリアー)の上に同社のミノーベリー(UVパール)をアクセントとして少量取り付けます。 |
(5)更にヘアーライン社のミノーベリー(UVパール)の上にヘアーライン社のアイスアブー(蛍光イエロー)を取り付けます。 |
(6)アイスアブー(蛍光イエロー)の上にヘドロン社のウイングフラッシュ(蛍光チャートリュース)を取り付けます。 |
(7)ヘッドにエンリコ社のEPファイバー(ホワイトとチャートリュース)をスレッドで作ったダビングループの中へ挟みます。 |
(8)スレッドで作ったダビングループの中へ挟んだEPファイバーをマジック・ヘッドの後側に巻き付けヘッドを作ります。 |
(9)EPファイバーで作ったヘッドをヘア−コ−ムでとかしてから、余分なファイバーなどがあればシザーズでカットしてヘッドを整形します。 |
(10)ヘッドの両側にヘアーライン社のホログラフィック・ドームアイなどの目玉を貼り付けて完成です。 |
(11)マジック・ヘッドを前方にすれば不規則に揺れる動きも演出できます。柔軟性もあり、回転しずらくなりました。 |
(12)マジック・ヘッドを、後方に折り返しました。より大きなプロフィールを作り出すほかに、フライのアイの部分が保護されます。 |